執筆者:水口貴博

受験生の時間とスケジュール管理術

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1週間のリズムに従って、勉強計画を立てる。

1週間のリズムに従って、勉強計画を立てる。 | 受験生の時間とスケジュール管理術

あなたには1週間のリズムがありますか。

毎日が同じ1日、ということはありません。

同じと思える毎日も、1週間を単位に、性格を変えています。

受験勉強の計画を立てる際「1日24時間」というリズムで計画した後は「7日で1週間」というリズムでも計画しておきます。

1週間は、月曜から金曜までの「平日」と土日の「休日」に大きく分けられます。

この中で、自分なりの勉強計画を上手に当てはめます。

大切なことは、1週間というリズムに従って、勉強計画を立てることです。

リズムに乗れば、勉強の調子が出やすくなります。

たとえば、1つ例として次のようなスケジュールはいかがでしょうか。

月曜は、休日明けで調子が出にくいので、比較的得意な科目を勉強する日に設定します。

調子が出てき始めた火曜・水曜・木曜には、苦手科目を克服するための日に設定します。

疲れがたまる金曜は、疲れていてもやりやすい基本問題の演習に力を入れます。

土曜はたっぷり時間があるため、1週間の復習に時間を当てます。

日曜は、完全に勉強を休む日として設定し、映画を見たり音楽を聴いたりなど、リラックスするために使います。

1週間とはいえ、勉強の仕方にも大きな違いがあるのがおわかりいただけたでしょうか。

1週間のそれぞれの特徴に合わせて、自分なりの勉強計画を組み込めばいい。

勉強の結果が最大限に発揮できるように、自分らしい1週間の過ごし方を見つけていきましょう。

受験生の時間とスケジュール管理術(3)
  • 1週間のリズムに従って、勉強計画を立てる。
勉強時間をあらかじめ宣言しておけば、勉強の邪魔をさせることもない。

受験生の時間とスケジュール管理術

  1. あらゆる時間管理術は、変えようのないリズムに合わせることから始まる。
  2. 1日のスケジュール表は、リズムを正常化させる薬のような役割を果たす。
  3. 1週間のリズムに従って、勉強計画を立てる。
  4. 勉強時間をあらかじめ宣言しておけば、勉強の邪魔をさせることもない。
  5. 今の自分は、人生を左右する大事な時期にいることを自覚する。
  6. 調子が出ないときは、調子が出るような勉強から始めればいい。
  7. どんなに調子が出なくても、睡眠時間だけは削ってはいけない。
  8. 「勉強から逃げるために休む」のと「勉強するために休む」とでは大違い。
  9. 1枚ずつめくるカレンダーより、1枚にまとまったカレンダーがおすすめ。
  10. 秒針のあるアナログ時計のメリットとデメリット。
  11. 明るい部屋で勉強するとき、必ず部屋は明るくする。
  12. 受験勉強は、自己管理能力を問う試験でもある。
  13. 勉強時間の配分は、出題率の高さに応じて調整する。
  14. 急にやる気が出れば、すぐ勉強したほうがいい。
  15. 「早寝・早起き」は嘘。
    「早起き・早寝」の順が正解だった!
  16. 勉強する時間くらいは、机の上に勉強以外の物を置かない。
  17. 日中の疲れや眠気は、短い仮眠で乗り切れ!
  18. 帰宅後の勉強は、夕食後ではなく、夕食前にするほうがいい。
  19. 親からの小言に、集中力を乱される。
  20. 朝に弱い人でも、熱いシャワーを浴びれば眠気が取れる。
  21. 眠気・疲れ・惰性は、熱いシャワーで取り払う。
  22. 学力に差ができるのは、重い腰を上げる早さ。
  23. 根性で勉強をしようとすると、失敗する。
  24. 気温は、勉強へのやる気に強く影響を及ぼす。
  25. ささいなアイテムで、勉強の能率は劇的に向上する。
  26. 勉強の準備時間を、効率よくカットできる手段を考える。
  27. 家族旅行と勉強を絡めれば、思い出も勉強もうまくいく。
  28. リフレッシュの時間くらいは、勉強のことを完全に忘れたほうがいい。
  29. 眠れない夜は、参考書を睡眠薬の代わりにすればいい。
  30. 時間はあると思えばある。
    ないと思えばない。

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