未来に何が起こるかなんてわかりません。
その場の状況に応じて臨機応変に対応する人がいます。
成り行きに任せて、人生を満喫したい人もいるでしょう。
しかし、いくら成り行きとはいえ、とりわけ受験勉強で「成り行き」はおすすめしません。
大学受験合格は、偶然に起こる出来事ではないからです。
あらかじめ計画をきちんと立てて、スケジュール通りに勉強を進める必要があります。
受験日がはっきりしているからには、それまでに合格できる学力へと仕上げる必要があります。
適当な時間割ではうまくいきません。
あらかじめ決めておきます。
白紙の紙を出しましょう。
A4サイズの紙でも、ノートでも、手帳でも結構です。
その白紙の真ん中に横線を引っ張った後、24の短い縦線を引き、区切りを入れましょう。
その24の区切りは、24時間を意味します。
24にわかれた区切りに、いつ何をするべきかの基本スケジュールを書き込みましょう。
厳密である必要はなく、おおよそで結構です。
このように「いつ何をするのか」という大まかな予定を書き込んでみましょう。
書いた紙は、いつも目につく場所に貼ってください。
自分の部屋の壁でもいいです。
手帳に挟んでもOKです。
1日の中で、自分は今何をするべきタイミングかを、スケジュール表を見ながらチェックしていきます。
リズムが、ぶれないようにするためです。
気分に任せてのんびりだらだらするのは、合格した後では問題ありません。
しかし、せめて合格する日までは、きちんとした時間管理で戦略的に勉強を進める必要があります。
その時間管理も必要です。
もし、自分の生活リズムが変更すれば、その都度スケジュール表も修正を加えて最適になるように心がけます。
完成すれば、スケジュールを見て、自分の行動を確認しましょう。
「自由時間が長すぎないか」
「勉強をするべき時間にテレビを見ていないか」
「いつもより夜更かしをしていないか」
ほうっておけばだらしなくなるのが人間です。
そんな自分に気づくために、このスケジュール表は大いに役立つはずです。
そのスケジュール表は、あなたのリズムを正常化させる薬のような役割を果たすに違いありません。