受験は、人生を左右する大事な時期です。
密度の高い時間を送っています。
しかし、受験時代はなかなかそれに気づけない。
若いうちは時間が山ほどあるように思えるからです。
毎日勉強ばかりというストレスと、いくらでも時間があるように思える錯覚が入り交じります。
「今日くらいはサボっていいか」と気持ちが緩むことはしばしばあります。
もちろんたまに休憩や息抜きは必要です。
休むことで勉強への気力を充電できます。
しかし、今の自分は大事な時期にいることを自覚したうえで、休むことです。
意識が変われば「なんとなく休む」から「勉強するために休む」へと質が変わります。
ただなんとなく時間を過ごすのではなく、自分は大事な時期にいることを自覚することが大切です。
人生を左右する大事な時期だと思えば、自然と時間管理への意識が強くなります。
今、一生懸命に勉強したことは、将来何倍もの恩恵になって返ってきます。
今勉強した成果によって大学が決まり、大学が決まれば就職先も決まります。
就職先が決まれば収入も決まり、収入が決まれば生まれてくるであろう子どもへの教育水準も変わります。
将来を作るうえで、原点ともいえる土台を作る大事な時期にいます。
さあ、ぼうっとしている場合ではありません。
素晴らしい未来を作るために、今あなたができることと言えば、勉強することなのです。