執筆者:水口貴博

記憶力を高める30の方法

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復習タイミングは、1週間後が最適。

復習タイミングは、1週間後が最適。 | 記憶力を高める30の方法

復習のタイミングは、1カ月以内です。

1カ月を超えて復習をした場合、短期記憶を保存する海馬かいばから、記憶が消えてしまうので、新たに勉強し直すのと同じになります。

1カ月を超えた復習は、もはや「復習」ではなく「初めての勉強」になってしまいます。

ただし、すでに長期記憶になっている場合は、1カ月より後でも問題ありません。

ここでお話している復習タイミングというのは「初めて勉強したことへの復習タイミング」です。

初めて勉強したことは短期記憶として海馬に保存されているため、1カ月以内の復習は欠かせません。

さて、1カ月以内の復習と言っても、タイミングはさまざまです。

1日後、3日後、1週間後といろいろあります。

あなたはどのようなリズムで復習をしているでしょうか。

1カ月以内ならいつでもいいですが、やはり理想は「1週間後」です。

1週間という単位はリズムが整っているので、勉強タイミングの調整をつけやすいからです。

今週月曜に勉強したことを、来週月曜に復習をして、再来週の月曜にまた復習をするというタイミングで進めていけばいい。

月曜以外は、ほかの科目の勉強に充てればいいでしょう。

たとえば、月曜に社会、火曜に理科、水曜に英語、木曜に数学などを勉強します。

それぞれの科目の復習を、1週間後にすればいい。

7日間という1週間の基本サイクルを、あなたの勉強にも取り入れれば、リズムよく勉強を進めることができます。

自分でサイクルを作るのではなく、すべて存在するサイクルに、自分から乗ってしまえばいい。

1週間というサイクルに合わせて、勉強も復習も効率よく進んでいくことでしょう。

記憶力を高める方法(5)
  • 1週間後に復習する。
一芸は道に通ずる。

記憶力を高める30の方法

  1. 「勉強」そのものより「勉強法」から、身につける。
  2. そもそも脳は、覚えるより、忘れるほうが圧倒的に得意。
  3. 長期記憶のためには、海馬を騙せばいい。
  4. 復習は、1カ月以内にすること。
  5. 復習タイミングは、1週間後が最適。
  6. 一芸は道に通ずる。
  7. 記憶力は、最初と最後が最も高い。
  8. 隙間時間に覚えるほうが、よく覚えられる。
  9. 覚えれば覚えるほど、覚えやすくなる。
  10. 睡眠時間は、最低でも6時間以上。
  11. 人に説明したことは、忘れなくなる。
  12. 記憶は「一度で完璧」ではなく「復習」で身につける。
  13. 百聞は一見にしかず。
  14. 体験するのが、一番覚えやすく、忘れにくい。
  15. 記憶力は「トライ&エラー」の数に比例する。
  16. 由来や理由がわかると、記憶に強く残る。
  17. 喜怒哀楽が伴ったことは、強く記憶に残る。
  18. 好きなことは、すぐ覚えられる。
  19. 勉強ができる人のノートほど、字が汚い。
  20. 記憶力を高めるために、ノートはとらず、復習範囲を絞る。
  21. 他人を蹴落とす人は、自分が蹴落とされる。
    他人の幸せを喜ぶ人は、自分が幸せになれる。
  22. 覚えようと意識しないと、覚えられない。
  23. 耳の記憶は、目の記憶より強い。
  24. 類義語・対義語・関連用語は、覚えやすい。
  25. 記憶力は、朝食後に高まる。
  26. 勉強とは「頑張るもの」ではなく「楽しむもの」。
  27. 成績がいい人ほど、魚が好きな人が多い。
  28. ガムを噛むと、眠気が吹き飛ぶ。
  29. 寝る前に覚えたことは、記憶に残りやすい。
  30. 他人が引いた下線より、自分で引いた下線のほうが、記憶に残りやすい。

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