執筆者:水口貴博

記憶力を高める30の方法

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喜怒哀楽が伴ったことは、強く記憶に残る。

喜怒哀楽が伴ったことは、強く記憶に残る。 | 記憶力を高める30の方法

喜怒哀楽が激しい人は、勉強ができる人です。

喜怒哀楽を感じているとき、人の記憶力は何倍も高くなっているからです。

それを証明できる、1つの事例を紹介します。

何でもよいですから、過去の思い出を思い出しましょう。

ぱっと思い出せる思い出は「喜び」「怒り」「悲しみ」「楽しさ」のどれかが伴った思い出のはずです。

何の感情も伴わなかった思い出は、なかなか思い出せないことでしょう。

喜怒哀楽のうち、特に「怒り」や「悲しみ」は強く記憶に残ります。

過去の思い出でも、楽しい思い出より、つらい思い出のほうが数多く印象深く残っているのは、そのためです。

ゆえに、感情の起伏が激しい人は、実は記憶力もよく、勉強の成績もよくなるはずです。

勉強には、感情を伴いながら進めると、どんどん頭に知識が入ってきます。

「やった! わかったぞ!」

「これはなんだ。難しいな」

「間違ってしまった!」

少しわざとらしく感情を吐き出しながら、勉強を進めてみましょう。

嬉しいときには「嬉しい!」と叫び、悔しがるときには思いきり悔しがるほうが、記憶によく残るのです。

記憶力を高める方法(17)
  • わざとらしく感情を吐き出しながら、勉強する。
好きなことは、すぐ覚えられる。

記憶力を高める30の方法

  1. 「勉強」そのものより「勉強法」から、身につける。
  2. そもそも脳は、覚えるより、忘れるほうが圧倒的に得意。
  3. 長期記憶のためには、海馬を騙せばいい。
  4. 復習は、1カ月以内にすること。
  5. 復習タイミングは、1週間後が最適。
  6. 一芸は道に通ずる。
  7. 記憶力は、最初と最後が最も高い。
  8. 隙間時間に覚えるほうが、よく覚えられる。
  9. 覚えれば覚えるほど、覚えやすくなる。
  10. 睡眠時間は、最低でも6時間以上。
  11. 人に説明したことは、忘れなくなる。
  12. 記憶は「一度で完璧」ではなく「復習」で身につける。
  13. 百聞は一見にしかず。
  14. 体験するのが、一番覚えやすく、忘れにくい。
  15. 記憶力は「トライ&エラー」の数に比例する。
  16. 由来や理由がわかると、記憶に強く残る。
  17. 喜怒哀楽が伴ったことは、強く記憶に残る。
  18. 好きなことは、すぐ覚えられる。
  19. 勉強ができる人のノートほど、字が汚い。
  20. 記憶力を高めるために、ノートはとらず、復習範囲を絞る。
  21. 他人を蹴落とす人は、自分が蹴落とされる。
    他人の幸せを喜ぶ人は、自分が幸せになれる。
  22. 覚えようと意識しないと、覚えられない。
  23. 耳の記憶は、目の記憶より強い。
  24. 類義語・対義語・関連用語は、覚えやすい。
  25. 記憶力は、朝食後に高まる。
  26. 勉強とは「頑張るもの」ではなく「楽しむもの」。
  27. 成績がいい人ほど、魚が好きな人が多い。
  28. ガムを噛むと、眠気が吹き飛ぶ。
  29. 寝る前に覚えたことは、記憶に残りやすい。
  30. 他人が引いた下線より、自分で引いた下線のほうが、記憶に残りやすい。

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