喜怒哀楽が激しい人は、勉強ができる人です。
喜怒哀楽を感じているとき、人の記憶力は何倍も高くなっているからです。
それを証明できる、1つの事例を紹介します。
何でもよいですから、過去の思い出を思い出しましょう。
ぱっと思い出せる思い出は「喜び」「怒り」「悲しみ」「楽しさ」のどれかが伴った思い出のはずです。
何の感情も伴わなかった思い出は、なかなか思い出せないことでしょう。
喜怒哀楽のうち、特に「怒り」や「悲しみ」は強く記憶に残ります。
過去の思い出でも、楽しい思い出より、つらい思い出のほうが数多く印象深く残っているのは、そのためです。
ゆえに、感情の起伏が激しい人は、実は記憶力もよく、勉強の成績もよくなるはずです。
勉強には、感情を伴いながら進めると、どんどん頭に知識が入ってきます。
「やった! わかったぞ!」
「これはなんだ。難しいな」
「間違ってしまった!」
少しわざとらしく感情を吐き出しながら、勉強を進めてみましょう。
嬉しいときには「嬉しい!」と叫び、悔しがるときには思いきり悔しがるほうが、記憶によく残るのです。