「成績がいい人ほど、魚が好きな人が多い」という研究結果があります。
その理由を調べてみたところ、魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)が関係しているとのことです。
このDHAは脳神経細胞の情報伝達が活発になり、脳の働きがよくなる物質として注目されています。
特にマグロ・ブリ・サバ・サンマなどの大型の魚に多く含まれています。
なぜ大型の魚に多く含まれるのかというと、魚を食べている魚だからです。
魚の世界にも弱肉強食があり、弱い魚を強い魚が食べています。
大型魚ほど、数多くの小型魚から良質の栄養素を取り入れることになり、DHAも最も多く含まれることになります。
さて、最もおすすめする食べ方ですが、やはり「刺し身」です。
煮たり焼いたりすると、熱によってDHAが失われてしまうため、刺し身にして食べるのが最も吸収がよくなります。
煮たり焼いたりすると2割減り、天ぷらや唐揚げにしてしまうと半分は失われます。