私は、勉強しているときには、ぶつぶつ話します。
しゃべりながら勉強するほうが、明らかに記憶力がよくなるからです。
覚えやすく、忘れにくくなります。
体験から、声を出したほうが記憶力はよくなるという事実を体感しています。
私は勉強するときには、自分の部屋以外で勉強するタイプです。
いつもファストフード店やコーヒーショップなどを利用して勉強しています。
漢字検定の勉強をしたときも、店員さんに怪しい人かと思われるくらいにぶつぶつ話して勉強していました。
いえ、怪しい人だと思っていたに違いありません。
隣の席には、誰もお客さんが座ってくれませんでした。
私の周りには、いつもドーナツ化現象が起こっていました。
そのくらい声を出して勉強しないと、本当の勉強ではありません。
もちろん黙読することも悪くはないのですが、記憶効率が悪い。
視覚しか刺激していないので、脳への記憶の定着力が低くなるからです。
だんだん眠くなるという、いつものパターン……。
できるかぎり、五感を通して勉強したほうが、記憶力が高まります。
脳が活性化され、頭の回転がよくなります。
ぶつぶつしゃべりながら勉強すると「目」と「口」と「耳」を使います。
目で文字を見て、口で声を出し、出した声を耳で聞きます。
できるだけたくさんの体の感覚を刺激して覚えることが、記憶のコツです。
頭が悪いと嘆いている人は、覚えにくくて忘れやすい覚え方をしているからいけないのです。
そもそもの頭の善しあしではなく、覚えられないような覚え方をしているからいけないわけです。
頭は、使い方がポイントです。
記憶力がいい人は、記憶しやすい方法を使って勉強しているだけです。