頭の使い方が上手な人は「自分を生かす方法」を考えます。
最初からあるのですから、何も準備しなくていいからです。
自分を見つけて、伸ばして、生かそうとする生き方をします。
私は、すべての人に才能があると思っています。
才能と聞くと、大げさに考える人がいるのですが「世界にただ1人の唯一の自分」ということです。
世界に1人しかいないのですから、それが誰にも負けない才能ではないですか!
私の顔は、私にしかありません。
私の性格、生まれ、育ち、声、経験など、私にしかないオンリーワンです。
世界中どこを探しても、まったく同じ人はいません。
自分しかいないのです。
私だけではなく、あなたも同じです。
その唯一の自分が、まさに才能であることを認めましょう。
世界に自分は、たった1人しかいません。
世界に1人しかいない自分を生かせばいいのです。
私は今、自分を生かした生き方をしようと心がけています。
本当は、かっこいい俳優のようになりたいという夢を描いていた時期もありました。
10代のころは、恥ずかしながら「もっとかっこよくなりたい。もっと尊敬されたい」という欲で生きていた時期がありました。
しかし、そもそも唯一の自分がすでにいるのですから、その自分をもっと伸ばして、生かせばいいだけだと気づいたのです。
私は、愛媛県で生まれ、厳しい親元で育ちました。
もともと運動神経がよかったり、考えることが好きだったり、書くことが好きだったりしました。
自分がそういう自分になろうとして、そうなったのではありません。
最初から、そういう自分でした。
「そのありのままの自分を伸ばそう、生かそう」と考えたのです。
自分のすべてを生かして、今、このように自分を生かして生きています。
これが私の天命であり、役割です。
自分にしかできない仕事ができているのですから、これほど嬉しいことはありません。