集中力のポイントは、熱中することが一番大切です。
しかし、熱中することに加えてもう1つポイントを加えましょう。
「捨てる」というポイントです。
集中力は、捨てることで出てくるようになります。
「興味を持つ」というポイントに加え「捨てる」というポイントが加われば、すごい集中力が発揮できます。
集中力とは、頭を使うと出てくると思っている人が多いようですが、捨てるだけでいいのです。
たとえば、仕事に集中するためには、ほかの何かを捨てることです。
3種類の仕事があれば、集中するために1つだけに絞り、作業を進め、ほかの2つは捨てることです。
恋愛でうまく成功するためには、1人だけに集中することです。
ほかに気になる人がいても、すぱっと諦めて捨ててしまいます。
浮気がなぜ相手を悲しませるのかというと、集中力が下がるからです。
浮気によって対象が2、3人へと増えると、集中力も2分の1、3分の1と少なくなります。
浮気をやめて、1人だけをとことん愛していくことです。
1人に集中できていますから、最も相手を愛することができます。
夢へ向かう集中力は、ほかの誘惑を断ち切ることです。
夢へと向かうためには、少なからず何かを失う勇気、捨てる勇気が必要です。
お金や恋人を追いかけ、友人との付き合いをしながら、夢を追いかけるような「並行生活」では、夢を叶えることができません。
「二兎追うものは一兎も得ず」です。
1つだけを追いかけるとき、一番集中でき、叶える力が向上するのです。
「捨てるともったいない」という心が、集中力を低下させています。
しかし、実は、捨てられずにもたもたしているその時間やエネルギーこそが、一番もったいないのです。
「捨てることで得られる」と考えればいいのです。
捨てることで、集中力が得られれば、質が高くなるのです。