執筆者:水口貴博

頭の使い方がうまくなる30の方法

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頭で覚えないようにしよう。

頭で覚えないようにしよう。 | 頭の使い方がうまくなる30の方法

これまであなたは「記憶」を頭で覚えていたのではないでしょうか。

頭がいい人なら、記憶に頼ることもできますが、そうは言ってもなかなか大変なことです。

記憶するエネルギー、記憶を保持するエネルギーは、大きいものです。

ちょっと、考え方を変えてみましょう。

「本当に自分の頭で覚えてないといけないことなのかな」と疑問を持ってみるのです。

今まで、自分の頭で努力して覚えていたことを、簡単なツールを使って実現できないのかと考えてみるのです。

たとえば、誕生日の記憶です。

「2月25日は○○さんの誕生日。9月17日は○○さんの誕生日」ということは、頭で覚えることができます。

しかし、本当に頭で覚える必要があるのか、振り返ってみましょう。

頭の使い方が上手な人は、物忘れが得意な頭を、極力使おうとしません。

では、どうするのかというと、カレンダーに書き込むのです。

「え? それだけ」と思うでしょうが、それだけのことです。

毎日、目にするカレンダーに書き込めば、記憶を保持する労力から開放され、そのうえうっかり忘れることもありません。

シンプルな方法ですが、これをしない人がいて驚きます。

「うっかり忘れた。いつだっけ」という人に限って、頭で覚えようとします。

そういう人に限って「私、物覚えが悪いから。頭が悪いから」というお決まりの言い訳をします。

そもそも、頭で覚える必要などないのです。

頭で覚えるからいけないのです。

カレンダーに書き込めばいいだけです。

もはや、頭の善しあしや記憶力など、関係ありません。

頭で覚えない方法を実践する人が、成功します。

私はいつも「うっかり」を防止するために、携帯を頻繁に活用しています。

携帯にはカレンダー機能があり、指定した日の、指定した時間になればアラームが鳴る設定ができます。

会社帰りに理髪店へ行くのをうっかり忘れないために、あらかじめ、指定した日・時間にアラームが鳴るように設定しています。

見たいテレビ番組をうっかり忘れないために、携帯に番組前にアラームが鳴るようにしています。

もちろん家族の誕生日、友人の誕生日も、携帯に登録しているので、うっかりはありません。

私は何も覚えていません。

気になるコンサートの問い合わせ番号があれば、番号を頭で覚えません。

携帯のカメラ機能で、写真を撮ってしまいます。

そうしたほうが、早くて忘れないからです。

頭で覚えないのは、だらだらしているように思えます。

でも、本当は頭に頼らない工夫をするほうが、不注意が少なくなるのです。

頭の使い方がうまくなる方法(23)
  • 頭で覚えるのは、やめる。
記憶が苦手な人は「文章」で覚える。
記憶が得意な人は「キーワード」で覚える。

頭の使い方がうまくなる30の方法

  1. 頭の使い方を、上手になろう。
  2. 勉強の第一歩は、恥ずかしさを捨てること。
  3. 音読をすると、覚えやすく忘れにくくなる。
  4. 椅子に座っているより、歩きながらのほうが、勉強ができる。
  5. 休憩を挟まない。
  6. 謙虚な人こそ、本当に強い人。
  7. 頭がいい人は、頭を使わないようにする。
    頭が悪い人は、頭を使おうとする。
  8. 集中力は頭の善しあしではない。
    興味を持つか、持たないかである。
  9. 捨てるから、集中できる。
    捨てないと、集中できない。
  10. 集中力は、仕事の質に比例する。
  11. 社会では「専門家」という生き方しかない。
    何でも屋はつぶれてしまう。
  12. 本当に役立つ学びとは、知識ではなく知恵。
  13. やる気がなければ、もらえばいい。
    音楽からパワーをもらおう。
  14. 紙の辞書と電子辞書。
    どちらが自分にふさわしいのか。
  15. 勝つ人は、スピードより、継続を重視している。
  16. 本を読むことは、先を読むことである。
  17. システムの自動化は、成功への第一歩。
  18. 失敗する人は、1人でしようとする。
    成功する人は、協力を得ようとする。
  19. 結びつけて覚えることが、記憶のポイント。
  20. 本当に優良な情報は、人からやってくる。
  21. 情報の独り占めをする人は、失敗する。
    情報の公開をする人が、成功する。
  22. 成功者は、知識より、人柄を磨く。
  23. 頭で覚えないようにしよう。
  24. 記憶が苦手な人は「文章」で覚える。
    記憶が得意な人は「キーワード」で覚える。
  25. 自分を変えない。
    「ありのままの自分を生かす」と考えよう。
  26. すべての人は、才能そのものである。
    自分にしかない味を生かそう。
  27. 自分らしく生きると、元気になる。
  28. 不得意なところは克服しなくていい。
    得意なことだけを伸ばして生きる。
  29. 愚者は、先生だけを頼りにする。
    賢者は、すべての人を先生にする。
  30. さっと動く。
    ダメならさっと引く。

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