執筆者:水口貴博

頭の使い方がうまくなる30の方法

28

不得意なところは克服しなくていい。得意なことだけを伸ばして生きる。

不得意なところは克服しなくていい。得意なことだけを伸ばして生きる。 | 頭の使い方がうまくなる30の方法

人には「得意なこと」と「不得意なこと」があります。

この2つのポイントをどう扱うかによって、生き方がまったく異なります。

私たちは、学校の義務教育を通して「得意なことより不得意なことを克服しなさい」という教育を受けてきました。

もちろんすべての学校で、その限りではありませんが、その傾向は強い。

「英語95点、数学30点」なら「英語の勉強はもういいから、苦手な数学に力を入れなさい」とアドバイスをするでしょう。

しかし、本当にそれでいいのでしょうか。

疲れる生き方は、決まって「不得意を克服しようとする生き方」です。

自分に向いていないことをするのですから、努力、根性、忍耐、時間も必要です。

無理な力ばかりが入りますから、疲れやすくなります。

不得意な自分に合っていない科目ばかりを勉強しているから、疲れやすくなり、勉強が嫌いになります。

社会では「専門家」が求められているというのに、学校では「何でも屋」を育てようとします。

この矛盾のため、日本では、ありのままの自分を発揮しにくい環境になっています。

頭の使い方が苦手な人は「できないところを何とか克服しよう」とします。

頭の使い方がうまい人は「できるところをもっと伸ばそう」と考えます。

最初から努力していないことができるのですから、本気になって取り組めば、さらに伸びるはずです。

若いころから、専門家を目指した生き方を意識することです。

自分に向いていることを見つけて、伸ばして、生かしていくのです。

頭の使い方がうまくなる方法(28)
  • できないことはほうっておいて、できることだけ伸ばしていく。
愚者は、先生だけを頼りにする。
賢者は、すべての人を先生にする。

頭の使い方がうまくなる30の方法

  1. 頭の使い方を、上手になろう。
  2. 勉強の第一歩は、恥ずかしさを捨てること。
  3. 音読をすると、覚えやすく忘れにくくなる。
  4. 椅子に座っているより、歩きながらのほうが、勉強ができる。
  5. 休憩を挟まない。
  6. 謙虚な人こそ、本当に強い人。
  7. 頭がいい人は、頭を使わないようにする。
    頭が悪い人は、頭を使おうとする。
  8. 集中力は頭の善しあしではない。
    興味を持つか、持たないかである。
  9. 捨てるから、集中できる。
    捨てないと、集中できない。
  10. 集中力は、仕事の質に比例する。
  11. 社会では「専門家」という生き方しかない。
    何でも屋はつぶれてしまう。
  12. 本当に役立つ学びとは、知識ではなく知恵。
  13. やる気がなければ、もらえばいい。
    音楽からパワーをもらおう。
  14. 紙の辞書と電子辞書。
    どちらが自分にふさわしいのか。
  15. 勝つ人は、スピードより、継続を重視している。
  16. 本を読むことは、先を読むことである。
  17. システムの自動化は、成功への第一歩。
  18. 失敗する人は、1人でしようとする。
    成功する人は、協力を得ようとする。
  19. 結びつけて覚えることが、記憶のポイント。
  20. 本当に優良な情報は、人からやってくる。
  21. 情報の独り占めをする人は、失敗する。
    情報の公開をする人が、成功する。
  22. 成功者は、知識より、人柄を磨く。
  23. 頭で覚えないようにしよう。
  24. 記憶が苦手な人は「文章」で覚える。
    記憶が得意な人は「キーワード」で覚える。
  25. 自分を変えない。
    「ありのままの自分を生かす」と考えよう。
  26. すべての人は、才能そのものである。
    自分にしかない味を生かそう。
  27. 自分らしく生きると、元気になる。
  28. 不得意なところは克服しなくていい。
    得意なことだけを伸ばして生きる。
  29. 愚者は、先生だけを頼りにする。
    賢者は、すべての人を先生にする。
  30. さっと動く。
    ダメならさっと引く。

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