勉強は、結果が出るまでに、時間がかかります。
読書をしても、読んだ瞬間に効果が出ることはまれです。
勉強をして結果が出るまでには、時間差があります。
1カ月後や3カ月後、時には1年後ということもあります。
結果が出ないからと言って、焦らないことです。
きちんと勉強を続けていれば、ある日、結果が返ってきます。
たくさん勉強した人ほど、結果が何倍にもなって返ってきます。
これは脳科学的に見ても、実証済みです。
まず勉強したことは、海馬というところで「短期記憶」として保存されます。
短期記憶は長く持っても、1カ月です。
勉強をする習慣のない人は、かじった勉強をしても、すぐ忘れます。
これでは身についたと言いません。
勉強をして結果が出るのは、1カ月以上、継続した勉強です。
毎日勉強している習慣がある人は、自然と復習もできているので大丈夫です。
インプットを繰り返すうち、長期記憶に変化します。
長期記憶になって初めて、生活の中で自然と生かされるようになります。
知っていることをうまく組み合わせて考えれば、素晴らしい方法・知恵・アイデアを思いついたりできます。
それには時間がかかり何度も繰り返し勉強をする習慣も必要です。
時間のかかる勉強だからこそ、後から、いい味が出るのです。