執筆者:水口貴博

成功するための30の勉強力

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遠くへ行けば、旅行になった気になっていませんか。

遠くへ行けば、旅行になった気になっていませんか。 | 成功するための30の勉強力

「見識を広めたい!」

知的好奇心に誘われ、遠くへ旅行をする人がいます。

たしかに遠くへ旅行をすれば、異文化に触れ、刺激にも勉強にもなります。

慣れていないからこそ新鮮な刺激になり、気分転換にはうってつけです。

海外にもなれば、文化も言葉も習慣も違いますから、受ける刺激は強大になるでしょう。

しかし、そういう人に限って、地元のことを知りません。

「旅行とは遠くへ行くもの」と思い込んでいます。

遠くへ行けば、それで旅行になった気になっています。

遠くに行くには、時間もかかります。

お金の負担も大きいでしょう。

旅行は、近場で十分にできます。

まず地元から旅行してみましょう。

地元の美術館・地元の観光地・地元の温泉など、身近なところに面白いところはあるはずです。

私の実家の近くには、古い神社があります。

昔から慣れ親しんでいる神社ですが、その歴史を知りませんでした。

いつ・誰が・何のために建てた神社なのか、何の神様を祭っているのか。

ある日、身近にあった神社を地元に住んでいる人に聞いたり、インターネットで調べたりして、徹底的に調べたことがありました。

すると歴史があり、由緒ある神社だと知って感銘を受けたことがあります。

近くにあると、身近すぎて素晴らしい価値がなかなか感じられにくい。

そういう当たり前の日常から興味を持って散策したり調べたりすれば、地元でも十分な刺激が得られます。

私は地元に道後温泉があるにもかかわらず、24歳のときに初めて出向きました。

遅すぎる初体験です。

地元ほど「近くにあるからいつでも行けるだろう」と思い、手を抜いてしまいます。

遠くへ旅行をする前に、まず地元を旅行してみましょう。

素晴らしい名所があっても、近くにありすぎて、見えないだけです。

成功するための勉強力(16)
  • まず、近場から旅行する。
勉強のために、文系や理系という区切りは必要ない。

成功するための30の勉強力

  1. 勉強は、結果が出るまでに時間がかかる。
  2. 勉強をして一番変わるのは「雰囲気」である。
  3. 信号の赤を、チャンスに変える。
  4. アドバイスを求める人ほど行動せず、アドバイスを求めない人ほど行動している。
  5. 「気になる」という気持ちがあるうちに、調べる癖をつける。
  6. 暗い夜に考えていると、気分も暗くなる。
    明るい朝に考えていると、気分も明るくなる。
  7. 「頭がいい」とは、そういう「事実」ではなく「姿勢」である。
  8. 勉強をすれば、喧嘩が減る。
  9. 勉強をしてから目的を決めるのではない。
    先に目的があって勉強する。
  10. 一度しかない人生を悔いなく生きないと、本当に悔いてしまう。
  11. スピードを出しているうちは、疲れを感じない。
  12. 権威のある辞書があると、自信がつく。
  13. 辞書の面白さとは、引くつもりのなかった言葉を引くこと。
  14. 悩みと疑問を抱いているときが、勉強をする最適な時期。
  15. 勉強をする場所は、机の前だけではない。
  16. 遠くへ行けば、旅行になった気になっていませんか。
  17. 勉強のために、文系や理系という区切りは必要ない。
  18. 「何を知るか」より「どう使うか」のほうが大切。
  19. 初めてあったときに、次に会う約束をする。
  20. どんな旅行ブックより、現地の人ほど詳しい人はいない。
  21. 「早起き」という言葉を使うのが恥ずかしいくらい、当たり前の習慣にする。
  22. 今日勉強していることが、未来のあなたを形作る。
  23. 難しい言い回しを使わない努力をすればするほど、知性的になれる。
  24. 本当の知性とは、面白さに気づけること。
  25. 一番前の席が、一番勉強ができる。
  26. 時間術を学ぶ時間があるなら、仕事を当たり前に進めたほうが早い。
  27. 友人と一緒に勉強会を開かない。
  28. 完璧な英語を求めると、話せない。
    不完全な英語でいいと思えば、話せるようになる。
  29. 目的地にたどり着くためには、2つの把握が必要。
  30. 1,000冊以上読んで学んだことは「本を読む暇があれば行動しろ!」という悟りだった。

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