知識は、それだけでは宝の持ち腐れです。
どんなに素晴らしい知識も、知っているだけでは意味がありません。
意味が出てくるのは、使ったときです。
実際に生活に生かして、役立ったとき、その知識は初めて意味を持ちます。
料理の仕方を知っているだけでは意味がありません。
実際に料理を作って、愛する人を喜ばせることができて、初めて料理の知識は生かされます。
勉強した効果は、勉強しているときより、役立ったときに感じます。
知識は「何を知るか」より「どう使うか」のほうが、はるかに大切です。
あなたは「勉強をすればそれでいい」と思っていませんか。
勉強することばかり考えていないで、まず「使い道」を積極的に考えましょう。
使い道がきちんと想像できるだけで、勉強へのモチベーションも高くなります。
英語を勉強するときには、英語を使って外国人の友人を作り、会話をしている自分を想像します。
歴史を勉強するときも、歴史の知識を最大限に活用して、政治や経済について論じている自分を想像します。
「どう使うか」がきちんと想像できたとき、勉強をする意欲が吹き上げてきます。
やる気は無理して出そうと思っても出ませんが、使い道が想像できると自然にやる気が出てきます。
さて、あなたに質問です。
今している勉強は、どう使う予定ですか。
勉強の前に、まず、それを決めておきましょう。