私は読書をした後に、語学の勉強の一環として、リスニングをしながら散歩をします。
机に向かってばかりの勉強をした後は、気分転換に散歩をしながら、イヤホンでリスニングをします。
運動にもなり、勉強にもなります。
歩いている間は、できるだけ緑を見ることで目を休ませ、集中は耳に向けます。
読書にしろ、リスニングにしろ、頭は使います。
しかし、不思議と疲れにくく、勉強が継続できます。
なぜだと思いますか。
脳を使っている部分が異なるからです。
「視覚を認識する部分」と「聴覚を認識する部分」は、脳内では別々のところにあります。
視覚野は脳の後ろのほうにありますが、聴覚野は脳の真ん中あたりにあります。
同じところをずっと使っていると、もちろん疲れます。
別々のところを、交互に使えばいいのです。
読書で視覚野を刺激して疲れれば、次は耳を使ったリスニングによる勉強に切り替えればいい。
耳を使って聴覚野を刺激して、その間に視覚野を休ませます。
耳からの勉強が疲れてきたら、休ませた視覚野でまた学習を再開すればいい。
この方法を使えば、ほかの人より勉強時間が長く、早くできます。
語学の達人は、この仕組みに気づき、学習に取り入れています。
目と耳は、脳内では別々の部分を使っています。
この仕組みを利用して、学習に取り入れればいいのです。