気になる料理、興味のある異国の食事、食べてみたいと思う一品。
頭の回転の速い人は、いつも「おいしいもの」を食べています。
私たち人間は単純なもので、おいしいものを食べると元気になります。
またおいしいものを食べたい気持ちは、強い行動力に変わります。
食欲は、人間の行動力を駆り立てます。
どんなに運動不足の人でも、おなかがすけば、近くのコンビニまで足を運びます。
引きこもりの人が部屋から出てくるのは、トイレとおなかがすいたときです。
親が「部屋から出てきなさい」といくら言っても出てきませんが、おなかがすけば、自分から出てきます。
人間は、食欲によって、行動しているといっても過言ではありません。
頭の回転が速い人は、食欲をうまく使って、速い仕事をしています。
おいしい食事を自分にとって、ご褒美にしているのです。
おいしい食事が待っていると思えば「仕事を速く片付けたい」という気持ちになります。
それが結果として、速い仕事へとつながります。
頭の回転も自然と速くなるのです。
「もう少しで、おいしい食事が待っている」と思えば「頑張るぞ」という気持ちになります。
おいしい食事を食べれば、また元気とやる気が出てきます。
出てきた元気とやる気が、次への仕事への行動力になるのです。
食べることを削る人は、頭の回転が鈍くなります。
ご褒美もなければ、だらだらした仕事になります。
おいしい食事を抜いていると、元気もやる気も出ないからです。
おいしい食事には、もちろんお金が必要です。
節約のために、朝食を抜く人がいますが、得ではなく損をしているのです。
お金を払ってでも、朝食はきちんと食べたほうが、仕事の調子がよくなります。
仕事を速くこなすことができれば、元以上の成果を挙げることができるはずです。