頑固者の正体は、実は極端な「恥ずかしがり屋」です。
恥ずかしがり屋以上の恥ずかしがり屋と言っていいでしょう。
頑固な人は、いつも決まりきった行動しかできません。
いつも決まった考え、発言しかできません。
そのうえ、他人の意見を聞きません。
「自分の意見が一番正しい」と思っているからです。
なぜ一番と思ってしまうのかというと、ほかの情報を知らないからです。
世の中にはたくさんの事実、現実、現象があるというのに、新しい経験をすることがないから知りません。
新しい情報が入ってこなくなり、頭が固くなります。
結果として、いつも決まりきった行動しかできなくなります。
では、なぜ新しい経験をしないのでしょうか。
「恥ずかしいから」です。
特に頑固は、男性に多いといいます。
女性は恥ずかしい経験に強いので、新しい経験に飛び込むことができ、新しい情報を受け入れます。
広く情報を知ることで変化に強くなり、頭が柔らかくなるので、女性の頑固者は少ないのです。
しかし、見栄や体裁を気にする男性は、かっこつけたがります。
かっこつけていると、恥ずかしい経験を避けようとするため、新しい挑戦をしなくなります。
慣れていること、決まりきった行動しかしなくなります。
新しい体験を避けていると、新しい情報や刺激もなくなり、だんだん頭が固くなります。
老化が進むのです。
かっこつける。ことが、逆に頭を堅くして、老いを加速させてしまうことになっています。
そういう人の成長は、もう止まっています。
かっこつける。ことが、自分の老いを加速させているとは、なんと皮肉なことでしょうか。
ほら、気づきませんか。
かっこつける。
↓
かっこつけるから、失敗しないよう新しい経験を避ける。
↓
新しい経験を避けるから、頭が固くなる。
↓
頭が固くなるから、頑固になる。
↓
脳の老化も早くなる。
いかがでしょうか。
脳の老化原因とは、かっこつけることだったのです。
まず、かっこつけることをやめませんか。
かっこは見かけがよくても、老化が早くなってしまいます。
頭の回転は、見栄や体裁を捨てたときに、実現できるのです。