執筆者:水口貴博

成功するための30の勉強力

23

難しい言い回しを使わない努力をすればするほど、知性的になれる。

難しい言い回しを使わない努力をすればするほど、知性的になれる。 | 成功するための30の勉強力

知性的になるために、難しい言い回しを使う人がいます。

イメージが湧きにくい状況も、難しい言い回しを使えば、一言で説明できることは少なくありません。

「あぶはち取らず」「寝耳に水」という簡単な言い回し程度なら、まだいいでしょう。

しかし「糟糠そうこうの妻は堂より下さず」と難しい言い回しは、知らない人はまったく知りません。

難しい言い回しを知っている人には便利な言葉です。

しかし、知らない人はまったく知らないので、話についていけなくなり、むしろストレスがたまります。

こういう難しい言い回しを使った瞬間に、知性は上がるどころか、むしろ下がります。

相手には通じにくいだけでなく、伝わりやすい話をする努力を放棄しているからです。

口にしている人は「何て自分は知性的なんだ」と酔いしれているかもしれません。

ですが、聞いている側は「何てわかりにくい話なんだ」とストレスをためています。

もっと簡単な言葉を使って、わかりやすく説明してほしいと思います。

本当に知性的な人は、難しい言い回しを使わず、優しい言葉だけで説明します。

たとえ難しい言い回しを使ったとしても、その意味を後からわかりやすく説明するケアがあります。

わかりにくい状況を、わかりやすい言葉を使って説明ができるよう頭をひねらせることができる人が、知性的な人なのです。

成功するための勉強力(23)
  • 難しい言い回しは、使わないようにする。
本当の知性とは、面白さに気づけること。

成功するための30の勉強力

  1. 勉強は、結果が出るまでに時間がかかる。
  2. 勉強をして一番変わるのは「雰囲気」である。
  3. 信号の赤を、チャンスに変える。
  4. アドバイスを求める人ほど行動せず、アドバイスを求めない人ほど行動している。
  5. 「気になる」という気持ちがあるうちに、調べる癖をつける。
  6. 暗い夜に考えていると、気分も暗くなる。
    明るい朝に考えていると、気分も明るくなる。
  7. 「頭がいい」とは、そういう「事実」ではなく「姿勢」である。
  8. 勉強をすれば、喧嘩が減る。
  9. 勉強をしてから目的を決めるのではない。
    先に目的があって勉強する。
  10. 一度しかない人生を悔いなく生きないと、本当に悔いてしまう。
  11. スピードを出しているうちは、疲れを感じない。
  12. 権威のある辞書があると、自信がつく。
  13. 辞書の面白さとは、引くつもりのなかった言葉を引くこと。
  14. 悩みと疑問を抱いているときが、勉強をする最適な時期。
  15. 勉強をする場所は、机の前だけではない。
  16. 遠くへ行けば、旅行になった気になっていませんか。
  17. 勉強のために、文系や理系という区切りは必要ない。
  18. 「何を知るか」より「どう使うか」のほうが大切。
  19. 初めてあったときに、次に会う約束をする。
  20. どんな旅行ブックより、現地の人ほど詳しい人はいない。
  21. 「早起き」という言葉を使うのが恥ずかしいくらい、当たり前の習慣にする。
  22. 今日勉強していることが、未来のあなたを形作る。
  23. 難しい言い回しを使わない努力をすればするほど、知性的になれる。
  24. 本当の知性とは、面白さに気づけること。
  25. 一番前の席が、一番勉強ができる。
  26. 時間術を学ぶ時間があるなら、仕事を当たり前に進めたほうが早い。
  27. 友人と一緒に勉強会を開かない。
  28. 完璧な英語を求めると、話せない。
    不完全な英語でいいと思えば、話せるようになる。
  29. 目的地にたどり着くためには、2つの把握が必要。
  30. 1,000冊以上読んで学んだことは「本を読む暇があれば行動しろ!」という悟りだった。

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