社会に出れば、まず平社員からのスタートです。
新人として同期で入った仲間とは、はじめこそは同じポジションに就きますが、時が経つにつれて違いが出てきます。
昇進の早い人と、いつまで経っても昇進できない人とに別れてしまうのです。
この違いは、なぜ出てくるのかというと「勉強をしてきたかどうか」にかかっているのです。
学校での勉強だけではなく、社会に出てからも継続して勉強を行ってきたかどうかが、大切なポイントなのです。
生き残りをかけた勝負では、最後に勝つ人は勉強をしてきた人だけです。
平社員としてのポジションは、一見楽なポジションと思うかもしれません。
まだ若いころはいいのですが、年を取ってからはそうもいかなくなります。
先輩としても示しがつかなくなるからです。
経験も慣れもあるはずの先輩が、いつまでも平社員のままというのは、勉強をサボっているからです。
若いときこそまだ許されますが、勉強をサボり続けてきた人は、会社にぶら下がっている状態になります。
企業が解雇処分を行うとき、まず目を向けるのは「仕事のできない人」からです。
往々にして年齢が高く、お金がかかり、仕事のできない社員は、真っ先に解雇対象になります。
立派な先輩とは、偉そうにしている人のことではなく、仕事のできる先輩のことです。
継続的な勉強により、仕事を素早くこなしている姿を見せることが、先輩としての仕事なのです。