勉強をしていると、友人と遊ぶ時間がなくなるというのは嘘です。
予備校、学習塾では、人と人とが出会い、友人になり、仲良くなります。
勉強がきっかけになり、勉強を通して、友人と仲良くなれます。
私が学生のころ、同級生とは頻繁に情報交換をしていました。
「参考になる参考書、知っている?」
「何か効率のいい、覚え方ないかな?」
「この問題の解き方、知っている?」
自分の知っていることは、もちろん相手に教えますし、相手からも自分の知らないことを教えてもらいます。
友人には友人なりの情報収集、覚え方、知恵があります。
私が本屋に駆け込んで吟味しなければならない情報を、代わりに友人が調査してくれているのです。
友人によって得られる情報は、時間や労力の節約になります。
こうしたやりとりをしていくうちに、次第に友人と仲良くなります。
コミュニケーションの量が増え「助け、助けられる関係」になりますから、勉強を通して芽生える友情があります。
友人と情報交換をしながら一緒に勉強に向かっていけば、学力も上がり、友情も芽生えるのです。