「自分は、運動で進学するから勉強はしなくていい」
スポーツ推薦で進学する人が、よく口にする言葉です。
恥ずかしながら、私も学生時代、同じような言葉を口にしていた人間の1人です。
高校1年生のときに体操部だったので、運動で大学へ進学しようと思い、勉強の手は抜いた時期がありました。
自分が社会人になると「運動で進学するから勉強はしなくていい」というのは、見当違いであることに気づきます。
すべての人に、勉強は必要であるということがわかったからです。
社会人として、世の中の仕組み、流れなどを勉強して、最低限押さえておかないと、将来苦労をすることになります。
社会では、社会のルールがあります。
お金、仕事、人間関係、常識、マナーなど、少なくありません。
すべての人は、社会人なのですから、社会の勉強は必要です。
無視をしようと思っても、しようがありません。
社会の中で生きているのですから、その流れには従わなくてはなりません。
流れに反する人間は、それ相応の苦労が待ち受けています。
勉強をしていないと、お金の使い方で苦労したり、人の気持ちも理解できないため、人間関係が悪くなったりします。
勉強をしていないと、知らない間に川の流れに反した方向に進んでしまい、苦労した道を歩んでしまうことがあるのです。
そうなると、結果として損をするのは自分です。
勉強しないほうが楽だと思い、勉強しないまま大人になると「すべての人に勉強が必要ではないか」と気づき、焦るのです。
すべての人に、勉強が必要となるのです。