昔楽しめた趣味が、今楽しめなくなることがあります。
飽きました。
興味がなくなりました。
やるだけやりきって、自分の中で区切りが付きました。
興味関心は未来永劫ずっと一定とは限りません。
人は変化する生き物です。
昔は楽しかったのに、年齢の影響なのか環境の影響なのか、今は楽しめなくなることがあります。
「昔はよく○○をやっていたのに、今はまったくやらなくなったなあ」
そんなことがあるのではないでしょうか。
無理にやっても仕方ありません。
嫌々やると、ますます嫌になります。
昔楽しめた趣味が今は楽しめないなら、もはや趣味ではありません。
1つ趣味をやらなくなったら、1つ趣味が減ることを意味します。
昔楽しかったはずの趣味がなくなるのは、少しさみしく感じるところですね。
しかし、悪いことばかりではありません。
逆のパターンもあるのです。
つまり「昔楽しめなかったことが、今楽しめるようになることがある」ということです。
昔はまったく囲碁に興味がなかったのに、あるときから興味が出てくることもあるでしょう。
昔は登山の良さが理解できなかったのに、大人になってから登山の魅力を知り、はまることがあります。
昔はランニングが苦手で避けていたくらいなのに、大人になってから一転して楽しめるようになることがあります。
思いも寄らないきっかけで、興味関心のスイッチが入ることがあるものです。
昔楽しめた趣味が、今楽しめなくなることもありますが、落ち込むことはありません。
昔楽しめなかった趣味がある分、今楽しめることもあるのですから、五分五分です。
今、年寄りくさい趣味だと思っていることも、年齢を重ねたとき、いずれ自分がはまることもあります。
趣味が減ることに落ち込むのではありません。
これから新しい趣味ができることに期待しましょう。
昔は大嫌いだったことが、今は逆に大好きになることも十分あり得ます。
人生はうまくバランスが取れているのです。