へとへとに疲れているにもかかわらず、無理をする人がいます。
体が悲鳴を上げているのに、素直に休もうとしません。
熱があるのに、解熱剤を飲んでごまかします。
おなかの調子が悪いのに、胃腸薬を飲んで乗り切ろうとします。
「これくらいで休んではいられない! まだまだ頑張れる!」と無理をして頑張ってしまうのです。
一生懸命頑張る気持ちは立派ですが、ここが落とし穴です。
人は誰でも限界があります。
自分のキャパシティーを超えると、体調を崩す原因となります。
けがや病気のリスクも高くなります。
イージーミスも増えてしまい、趣味の効率も落ちてしまいます。
いったんダウンすると、療養が必要になって、趣味を続けようにも続けられなくなるのです。
場合によっては療養が長引く可能性もあります。
趣味はいったん中断すると、サイクルが乱れ、再開が難しくなります。
中断が長くなるにつれてだんだんそれが当たり前となり、そのまま趣味から遠ざかることになるのです。
けがや病気がきっかけで趣味をやめてしまったというケースは少なくありません。
大切なことは「自分のキャパシティーを厳守すること」です。
趣味を長く続けるなら、無理をしないことが欠かせません。
小まめな休憩を心がけ、趣味の安全運転を心がけましょう。
周りから「それくらいでへこたれるな」と言われたとしても、あくまで自分の体調を第一に考えることが大切です。
はやし立てられても、自分のペースを守りましょう。
見栄を張らず、分相応を心がけることも大切です。
キャパシティーを超えそうになったら、すぐブレーキを踏んでスピードを調整しましょう。