趣味を長続きさせるコツは何でしょうか。
趣味を長続きさせるには、終了タイミングが重要です。
結論から言うと、宴もたけなわのタイミングで終了するのがベストです。
普通に考えると、気が済むまでたっぷりやればいいと思います。
趣味なのですから、好きなだけやるのがベスト、へとへとになるまでやればいいと思われます。
ここが落とし穴です。
気が済むまでやると、その言葉のとおり「気が済んだ」の状態となります。
切りのいいところまでやりきることで満足はするかもしれませんが、おなかいっぱいの状態となります。
食傷気味の状態となり、かえって気分が悪くなるのです。
また、長く続けるにつれてだらだらしてします。
楽しいことも長時間となると、疲れも出てきて倦怠感も生まれます。
「十分だね」「もうしばらくはいいね」となり、長続きしにくくなる可能性が高くなるのです。
では、どこでやめるのがいいのか。
楽しいうちにやめるのです。
厳密に言えば、山を越えたあたり、つまり「最高潮を過ぎて、やや衰えかけたタイミング」が理想的です。
そんなことをしたらもったいないと思うかもしれません。
心残りが生まれます。
中途半端なタイミングに思うかもしれませんが、これがいいのです。
大切なことは「惜しい気持ちにさせること」にあります。
楽しいうちにやめると、ポジティブな印象が強く残ります。
「楽しかった」「面白かった」「最高だった」という感想になります。
一方「もう終わりなの?!」「まだまだ続けたい」という気持ちにもなるので「ぜひまた次も!」とモチベーションが続きます。
結果として長続きさせることにつながるのです。
デート・おしゃべり・飲み会も、楽しいうちに終わらせるのが良いように、趣味も楽しいうちに終わらせたほうが良い。
だらだらするのはよくありません。
体力を使い果たすまで突っ走らないことです。
いかに楽しいうちに終わらせるかです。
わいわい盛り上がっている最中に「じゃあ今日はここでおしまい!」と、すぱっとお開きにしたほうがいいのです。