趣味でうまくいかなかったとき、運のせいにしないことです。
「ちょっと調子が悪かっただけ」
「たまたま気づかなかっただけ」
「タイミングが合わなかっただけ」
挙げ句には「運の神様が味方をしてくれなかっただけ」と言い始める人もいます。
運のせいにすると、進歩も成長もできません。
そこで終わってしまい、先がありません。
改善しないかぎり、同じ失敗を繰り返すことになります。
趣味は自責思考で取り組むことが大切です。
うまくいかなかったら、運のせいにするのではなく、きちんと原因を探って再発防止策を講じることが大切です。
結果があるのは原因があるからです。
どんなことにも「原因と結果の法則」が働いています。
目の前に起こるミスや失敗には、必ず原因があります。
ミスや失敗があったとき、自分の行いを振り返ると、反省点が見つかります。
「ここが悪かったんだね。ここを直したほうがいいね。次からこうすればいいね」と建設的な思考をすればいいのです。
原因を見つけるから、改善に取り組めます。
きちんと成長が感じられるようになり、趣味の上達がスムーズになっていき、面白くなっていくのです。
「調子が悪かっただけ」という言い分があります。
これも運ではなく、自分に責任があります。
調子が悪いのは、体調管理が不十分だったからです。
運動不足や睡眠不足、お酒の飲み過ぎや食生活の乱れなど、心当たりがあるはずです。
きちんと体調管理ができていれば、調子の良い状態を実現でき、運を言い訳にできなくなります。
「たまたま気づかなかっただけだ」という言い分があります。
気づきにくいなら、気づきやすくする工夫をしましょう。
ラベルを貼ったり、目立つように色づけしたりなど、できる対策があるでしょう。
ミスを防止するためのシステムを導入することです。
ぼうっとしても気づけるようにしておけば、安心です。
「タイミングが合わなかっただけ」という言い分があります。
これも運の問題ではなく、自分の問題です。
タイミングを合わせられるように調整できたはずです。
ベストなタイミングがわからないなら、前もって過去のデータをチェックして、予想を立てることもできたでしょう。
原因を探って改善することで、進歩や成長が感じられます。
「完全に運しかない」というケースはほとんどありません。
趣味を、飽きずに長く続けていけるのです。