趣味を続ける壁は、家族にあるケースがあります。
家族は大きく立ちはだかる壁です。
趣味とはいえ、自分一人の事情ではなく、家族に影響することがあります。
趣味にのめり込んでいると、家族から心配されることが少なくありません。
「そんなにお金を使っていいの?」「ちょっとやり過ぎじゃない?」「そこまでやらなくてもいいんじゃない?」と言われます。
家計を一にしている場合、趣味のお金はパートナーにも影響します。
お金がかかる趣味だと、パートナーはあまりいい顔をしないでしょう。
家族からぶつぶつ言われると、堂々と趣味をしにくくなります。
趣味によっては、音が問題になることもあるかもしれません。
自宅での楽器演奏、動画配信、スポーツ観戦などは、声が大きくなったり、大きな音が出たりすることがあるもの。
音が響くと、家族に嫌な顔をされ、ご近所の迷惑になることもあります。
家族の理解を得られないまま趣味を強行すると、家族関係が悪くなる恐れがあるのです。
家族に関わる場合は、きちんと家族と話し合っておくことが大切です。
自分にとってどれだけ重要な趣味なのか、家族にきちんと説明して、理解を得ます。
そのうえで、時間・お金・頻度など、趣味をするときのルールや約束事を話し合います。
たとえば、趣味でゴルフを楽しんでいるなら「週2回まで」「月2万まで」といった約束をしておきます。
音が出る趣味の場合、遊ぶ時間帯を決めたり、マットを敷いたり、防音グッズを活用したりといった工夫があるでしょう。
きちんと話し合って、家族の理解を得ておけば、気兼ねなく趣味を楽しめます。
可能であれば「理解」だけでなく「協力」も得られると理想です。
少しハードルは高いですが、相談してみることは大切です。
それなりに準備して説得に臨めば、うまく協力が得られることがあります。
物質的なサポートや金銭的なサポートなど、家族の協力があれば、もっと趣味を楽しめるようになるのです。