あるとき私たちは、るんるん気分になることがあります。
嬉しいことがあったとき、楽しいことがあったとき、ラッキーなことがあったとき。
そんなとき私たちは、ぱっと明るい気分になり、心が弾みます。
心の中に音符マークが生まれ、上下に跳ねている状態です。
るんるん気分になるのです。
このときです。
るんるん気分を見せると、子どもっぽく見えそうだから、隠そうとしていませんか。
もちろんビジネスでは注意したほうがいいでしょう。
会議中や交渉中など、シリアスな場面では、落ち着いた振る舞いが大切です。
心の中でるんるん気分であっても、露骨に見せるのは注意したほうがいいでしょう。
しかし、一般的な日常であれば、るんるん気分を隠す必要はありません。
できるだけ平静を装って、落ち着いた様子を演じます。
本当はにやにやしたいのに、わざわざ無表情を演じる。
本当は子どものようにはしゃぎたいのに、ぐっとこらえていませんか。
これはもったいないことです。
るんるん気分は、隠すものではありません。
見せるものです。
せっかく心が弾んで陽気な気持ちになっているのですから、どんどん見せていきましょう。
にこにこした笑顔になりながら、嬉しそうに振る舞うだけでいい。
るんるん気分を見せると「自分は明るい気持ちになっている」ということを再確認できます。
心の中で明るい気持ちが反響して、増幅していくので、るんるん気分が長続きしやすくなります。
るんるん気分を見せると、あなたを見た周りの人も「機嫌がいいのだな」とわかります。
周りまで明るい気持ちにさせていきます。
気分が明るく弾んでいます。
友人がるんるん気分になっていたら、話しかけたくなるでしょう。
「何かいいことがあったのだろうな」と気になって、見ているこちらまで嬉しくなり、声をかけたくなります。
あなたがそう思うように、相手もそう思うのです。
いつでもるんるん気分になれるわけではありません。
運や偶然が関係していることもあります。
陽気な気持ちになったのなら、どんどん見せていきましょう。
るんるん気分を見せると、陽気な気持ちが長続きします。
るんるん気分は、隠すものではなく、見せるもの。
積極的にるんるん気分を見せていくから、かわいい雰囲気になります。