かわいい人は「表情が豊か」という特徴があります。
嬉しいときは、にこにこします。
頑張るときは、きりりとした表情をします。
残念なときは、がっかりした表情をします。
悲しいときは、しんみりした表情をします。
怒っているときは、不機嫌そうな表情をします。
リラックスしているときは、穏やかな表情をします。
表情を見るだけで、どんな気持ちなのか一目でわかります。
ころころ変わる表情は、それだけで愛くるしい。
かわいい人には、表情に華があります。
「表情に花がある」とは「表情が豊か」ということです。
表情が豊かになると、愛きょうが出てくるため、魅力的に映ります。
かわいい人になるなら、できるだけ豊かな表情を心がけましょう。
にこにこ明るい表情を基本としつつも、気持ちの変化に応じて表情を変えてみてください。
たとえば、相手から親切にされたとします。
「ありがとうございます」とお礼を言うとき、硬い表情より明るい表情のほうが、より感謝の気持ちが伝わります。
悲しい話をするときがあるとします。
無表情で淡々と話すのもいいですが、悲しそうな表情で話すほうが、心が痛んでいる気持ちが伝わるでしょう。
最近事故に遭った話が出たとします。
仏頂面で「大丈夫ですか」と言うより、心配そうな表情で「大丈夫ですか」と言うほうが、心配する様子が伝わるでしょう。
シチュエーションに応じて表情を作りましょう。
コミュニケーションは言葉だけで成立しますが、表情があったほうが、よりメッセージが強く伝わります。
自然に任せて表情を作るのもいいですが、きちんと意識したほうが表情も豊かになります。
自分の気持ちに応じて、表情を作りましょう。
表情が豊かであればあるほど、かわいくなれます。
「自分はもともと表情が乏しい」という人もいるかもしれませんが、ここが注意ポイントです。
「自分には豊かな表情ができない」と諦めないでください。
豊かな表情は、最初からあるものではなく、練習して身につけるものです。
表情を作るのは、表情筋によるものです。
筋肉を使えば鍛えられるように、表情筋も使えば鍛えられます。
最初はぎこちなくても、普段からいろんな表情をしていくうちに表情筋が鍛えられていきます。
だんだんスムーズに表情を作れるようになり、豊かな表情を実現できるのです。
鏡の前で、きちんと表情の練習をしましょう。
嬉しい表情、驚いた表情、悲しそうな表情、心配そうな表情、怒っている表情、困惑した表情。
すべてかわいくなるための基礎トレーニングです。
毎日のバスタイムで練習すれば、どんどん表情が豊かになっていくでしょう。
表情筋も鍛えられ、思いどおりの表情を作れるようになります。
表情の達人になると、言葉がなくても、表情だけで気持ちを伝えられるようになります。
表情が豊かな生き物は、地球上でも人間だけです。
犬や猫にも表情はありますが、人間にはかないません。
「表情を作る」という素晴らしい能力があるのですから、もっと生かしましょう。
表情が豊かであればあるほど、かわいくなれるのです。