へとへとに疲れて帰宅したとき、お風呂とシャワーで迷うことはありませんか。
「入浴はどうしようかな。お風呂にしようかな、早く寝たいからシャワーでいいかな。どうしよう、どうしよう……」
湯船に浸かって疲れを取りたいが、シャワーでさっと済ませ、早く寝たいときがあるもの。
お風呂とシャワーの中間で、気持ちが揺れ動きます。
気持ちがはっきりしているならいいのですが、微妙なときがあって迷うことがあるものです。
この「迷い時間」が厄介です。
決めるにも、パワーを要します。
へとへとに疲れているときは、決めるだけのパワーが不足しています。
なかなか決められず、ぼうっとしてしまいがちです。
もたもた迷っているとどんどん時間が過ぎてしまい、睡眠時間が削られることになります。
疲れているからなかなか決められず、なかなか決められないから無駄な時間が過ぎていく、という悪循環になるのです。
こんなとき、どうすればいいのでしょうか。
ルールを作っておきましょう。
「迷ったらお風呂」と決めておけばいいのです。
ルールがあれば、決断は一瞬です。
さっと湯船に栓をしてお湯をためられます。
途中で考えが変わって「やっぱりシャワーにしよう」ということがあってもいいのです。
お風呂からシャワーに変更するのはゼロ秒です。
シャワーの栓を回すだけです。
準備に余分な時間はかかりません。
しかし、逆は時間がかかります。
シャワーからお風呂に変更する場合、湯船にお湯をためるところから始めなければいけないので、余分に時間がかかります。
お風呂とシャワーで迷ったとき、お風呂を優先させたほうが無駄な時間がありないのです。