通常、私たちは、興味のないことは見向きもしません。
手に取ることもなければ、見ようとも、買おうとも思いません。
興味のないものに関しては「思考が止まる」のです。
「その道はあなたの道ではありません」「あなたに適したことではありません」という天からのささやきです。
真面目な人は「もっといろいろなことに興味を持って勉強しなければ!」と思います。
そもそも興味のないことは、自分に適したことではないのですから、ほうっておいていいのです。
無理やり興味を持ったところで、しょせん「無理をしていること」に変わりありません。
では、自分に適していることは、どうなるのでしょうか。
自分に本当に適したことは、悩むことができます。
あなたが自然に悩んでいることは、実はそれだけ興味があるということです。
心のどこかで「もっと知りたい、探求したい、極めたい、改善したい」という気持ちがあるから、悩んでいます。
悩むというのは、深く掘り下げる作業です。
深く掘り下げることができているということは、それだけ自分に適しているということです。
「悩みそのものが、実は才能だった。天命だった」ということはよくあります。
私は昔から「人生について」よく悩んでいました。
小学生のころから「人生とはなんだろう」と、つらいことがあるたびに、よく考えていました。
今思えば、自然にできていたというのは、自分に適していたということです。
幼いころから悩んでいたことは、自分がそういう分野に適正がある証拠だったのです。
悩み始めたら、中途半端なところで止めないで、徹底的に解決するまで考えます。
ある日、ぱっと明るくなれます。
HAPPY LIFESTYLEに来る人たちは、みんな、どこかに悩みを抱えた人たちです。
それだけ悩んでいるということは、自分に適正があるということです。
興味のあることしか悩めません。
本当に改善したい、何とかしたいという真剣な気持ちがあるから、真面目に悩むことができています。
改善しようと行動しています。
悩みがあれば、もっと悩むべきです。
悩みが解決するまで思考すれば、才能になり、誰にも負けないあなたの武器になります。