日常ではプレッシャーを感じることがあります。
時間に余裕がなくて、プレッシャーを感じることがあるでしょう。
人から期待されることで、プレッシャーを感じることもあるでしょう。
人は、プレッシャーがないと生きていけません。
プレッシャーがあるから、生き方に活力と緊張感があふれ、強くなれます。
「時間」というプレッシャーがあるから、計画を大切にしようという意識が働くようになります。
失敗は、できれば避けたいです。
しかし、やはり人間ですから、うっかり過ちを犯してしまうことがあります。
その失敗を犯したときに、あなたがどう出るかが問題です。
すべてのプレッシャーは、教育です。
プレッシャーから逃げるのではなく、立ち向かうことで、あなたの成長がぐんぐん伸びていきます。
さて、そんなプレッシャーには不思議な性質があります。
「大変だ! 時間がない!」
日常生活には、時間に追われるという状況があります。
試験日まで時間がない。
「よし! 絶対に大成功させるぞ! 絶対に100点を目指す!」
大きな本番を迎える前に握り拳を作り、絶対に失敗しないように意気込みます。
告白・デート・受験など、誰もが失敗したくないと思います。
「失敗したら絶対に取り返しがつかない!」
おや、本当にそうでしょうか。
人生の大半は、実は失敗しても問題のないことばかりです。
「試合前の意気込みを聞かせてください」
プロスポーツ選手の試合前には、お決まりのインタビューがあります。
あなたも何度か目にしたことがあるのではないでしょうか。
失敗したときのことを考える必要はありません。
人間は考えたことに向けて、無意識のうちに、行動してしまいます。
「思考は現実化する」という法則です。
人生では、極度に緊張する場面があります。
試合・受験・突然の事故など、極度の緊張のため精神状態が乱れてしまうことがあります。
あなたは緊張をほぐすとき、どのような手段を使っていますか。
「恋人とデートする時間が全然ない。最悪だ」
いえいえ、最悪どころか、最高です。
好きな人とデートするときは、時間に余裕があるより、時間が制限されているほうが熱くなれます。
「全力を尽くしたが、うまくいかなかった。でも、なぜか気持ちはすっきりしている」
あなたには、こういう経験はありませんか。
うまくいかないときには、落ち込みや悔しさはあって当然です。
社会人として仕事をしていると、机の上に家族の写真を貼っている人を見かけることがあります。
笑っている妻の写真。
子どもの無邪気な笑顔の写真。
スランプは、成長が止まっているように見えます。
止まっているように見えるだけです。
ある一定の蓄積があって結果は出ますが、その蓄積が大きく必要とされるステップがあります。
「ハッ!」
「ヤー!」
「エイヤ!」
試合では、相手と力の差を感じることがあります。
「もうダメだ」
弱気になった人が、急に力がみなぎり、試合で有利になることはありません。
「貴博、腰が曲がっているぞ!」
私は幼いころ、両親から腰を叩かれながら、叱られていました。
何回、両親から指摘を受けたか数え切れません。
「他人からの期待」というプレッシャーは、難しい問題です。
あなたのことを応援しているからこそ期待され、応援されます。
嬉しいことです。
プレッシャーに弱い人は「恥をかかないように」と心がけていることが特徴です。
真面目にスピーチしようとする人ほど、緊張して体がこわばっています。
何事もそつなくこなして、他人から笑われないように気をつけています。
あなたが、小さな子どもを相手に相撲をするとき、やる気が出ますか。
勝つとわかっている試合は、あまりやる気が出ません。
勝って当然なので、勝っても大した驚きも大きな嬉しさもありません。
「こんなにたくさん書いて疲れませんか」
ある日、読者からこんなことを聞かれたことがありました。
たしかに私はこれまで数多くの文章を書いてきました。
やりたいことができているうちは、精神力が自然と出るので疲れません。
困難があっても、ストレスは感じないです。
やりたいことですから、嬉しさ・楽しさ・喜びが、疲れを吹き飛ばしています。
達成感とは、物事を成し遂げたときに感じる快感です。
あなたが何か仕事を達成したときに「やった!」という快感を得られ、元気になります。
仕事をして疲れているはずですが、達成した直後は精神的に満たされているので、嬉しくて元気が出ます。
私は、HAPPY LIFESTYLEを身近な人には内緒で作っています。
たくさんの文書を書いていることを、友人や知人は知りません。
いずれ公表する日もあると思いますが、現時点では、秘密にしています。
あなたは過去の失敗を思い出せますか。
「思い出せない」という人は、プレッシャーに強い人です。
たとえ思い出すことができても、思い出さなくて結構です。
「こんなにたくさん失敗してしまった!」
いくつもの失敗を重ねてしまったときには、いつも以上にひどく叱られることを予感します。
1つの失敗なら、まだわかります。
あなたが今、プレッシャーを感じていることは何ですか。
感じているときには、心も体も萎縮していませんか。
人間は、プレッシャーを感じると、力を入れて構えます。
死に直面する出来事以外は、しょせんどれも小さなことです。
大きなことだと思っているのは、あなたが勝手に妄想を膨らませすぎているからです。
失恋と死を比べて、どちらが大きな問題ですか。
「大変だ。時間がない!」
朝の通勤のため、社会人が会社へ急ぐシーンは珍しくありません。
車のエンジンをかけて、急いで会社に向かっていました。
世の中にあるすべてのプレッシャーは、あなたの教育のために存在します。
・時間の制限
・人間関係のストレス