私は、これだけたくさんの文章を書いていると、日本中の人たちからよくお手紙をいただきます。
日本人以外の方からいただいたこともありました。
嬉しい内容もありますが、悲しい内容もあります。
「なんでそんなことやっているの」という冷たい言葉は、今までシャワーのように浴びてきました。
友人にサイト運営でこういうことをしている話をしたときに「読む気がしない。読みたいとも思わない」と言われたことがあります。
もっとつらいのは「あなたの意見に反対します」という批判です。
精神的につらい内容です。
しかし、そうした言葉やお手紙をいただいても、それでもやり続けたい気持ちがあります。
好きだという気持ちが、大きいからです。
親にも、友人にも、先生にも、誰にも理解されなくてもいいから、それでも続けたい熱い気持ちがあるかどうかです。
「人から理解されることをしよう」
そう思うのは、まだまだ見栄や体裁を考えている証拠です。
自分より、他人に目を向けている証拠です。
人目を気にしたり、人の評価を気にしたりしているうちは、自分に集中できていないのです。
「理解されなくてもいいからしたい」
そう思うことが、人生の中に1つでもあれば、その人は救われます。
本気になって生きているということが、嬉しく感じます。
本物の「好きだ」という気持ちです。
好きだという気持ちは、必ず反対を押し切れます。
「理解されなくてもいい」と思い始めます。
そういう分野が自分にあるかどうか、問いかけてみましょう。