相手に謝ったとき「もういいですよ」と言われました。
「もういいですよ」という言葉には、ポジティブな意味があると思われます。
英語に翻訳すれば「OK」という意味です。
少なくとも悪い意味はありません。
「許してもらえた」と一安心して喜びたいところですが、ここは気をつけたい場面です。
「もういいですよ」には、2つの意味があります。
同じセリフでも、意味はまったく異なります。
ポジティブな意味の「もういいですよ」ならいいのですが、そうでないもあります。
ネガティブな意味にもかかわらず、許してもらえたと勘違いすると大変です。
お互いのコミュニケーションがすれ違ったままとなり、トラブルを長引かせることになります。
「誠意が通じた」「きちんと許してもらえた」と勘違いしているときが一番危ないのです。
「もういいですよ」と言われたとき、ポジティブな意味なのかネガティブな意味なのか、きちんと把握することが大切です。
表向きの言葉をそのまま受け止めず、相手の本心に耳を傾けてください。
相手の表情や態度から真意を探ります。
特に素っ気ない表情や態度が目立つようであれば、イエローカードです。
まだ許してもらえないと判断したら、引き続き誠意を見せていく必要があります。