「気持ち悪い」という言葉には注意してください。
日常会話では「気持ち悪い」という言葉を口にすることがあります。
にやにやした笑い方をする人がいれば、気持ち悪さを感じるでしょう。
カーブの多い道が続くと、車酔いをしてしまい、気持ち悪くなるでしょう。
もちろん状況に応じて「気持ち悪い」と言うのはいいのです。
時と場に応じた使い方をすれば、正しい意図が伝わります。
しかし、言いすぎには注意してください。
口癖のようにたびたび使うのは要注意。
頻繁に言いすぎると、自分の品位やイメージを下げてしまうことがあるからです。
「気持ち悪い」が口癖の人がいたとき、どのような印象を受けるでしょうか。
「気持ち悪い人だね」
「気持ち悪い生き物だね」
「気持ち悪い絵だなあ」
「気持ち悪い文章だなあ」
ことあるごとに「気持ち悪い、気持ち悪い」と言っていると、嫌な空気が広がっていき、明るい雰囲気を壊してしまいます。
周りの人はリアクションに困ってしまい、会話も広げにくいでしょう。
言っている本人は平気かもしれませんが、聞かされるほうはいい迷惑です。
ストレスを感じてしまい、だんだん元気が奪われていくのです。
ネガティブな言葉もポジティブな言葉も、自分に跳ね返ってくると考えてください。
「気持ち悪い」が口癖の人は、その言葉が自分に跳ね返ります。
「あの人はいつも『気持ち悪い』ばかり言っている」という悪評が立って、品位やイメージの低下につながります。
「気持ち悪い」が口癖になっていると、本人も気持ち悪い人になってしまうのです。
よく聞かれる日常言葉ですが、使い方には注意してください。
禁句ではありませんが、少なくとも積極的に使いたい言葉ではありません。
口にするなら、必要最小限に抑えることをおすすめします。
「気持ち悪い」と言いそうになったら、別の言葉に言い換えましょう。
おすすめは「ユニーク」「面白い」です。
言い換えるだけで、ポジティブな印象に変わります。
言い換えにくい場面もありますが、意味が通じるなら、できるだけ言い換えるのが得策です。
言い換えると、印象が変わります。
たとえば「気持ち悪い絵」と「面白い絵」とでは、響きも印象もまったく違います。
「面白い絵」と言い換えれば、受け止め方がポジティブに変わり、楽しく面白く鑑賞できるでしょう。
言い方ひとつで、見え方・感じ方が180度変わります。
今までネガティブに感じていたことが、ポジティブに感じるようになるのです。