人と会わない生活を送る人がいます。
一人暮らしや在宅勤務の場合、声を出す機会が少ないでしょう。
人と会う機会があれば、多少なりとも挨拶や雑談がありますが、ずっと部屋の中にいると声を出す機会がありません。
もともと出無精の人であればなおさらです。
時には一歩も外に出ることがなく、一言も声を出さない日もあるかもしれません。
しかし、声を出す機会が少ないからといって、仕方ないで終わらせるのはよくありません。
体の筋肉は使わないと衰えるように、喉の筋肉も使わないと衰えます。
そのまま放置していると、いざ声を出そうとしたとき、発声に違和感を覚えます。
声が出にくかったりかすれたりしたりして、思うように話せなくなってしまうのです。
声を出す機会が少ないからといって諦めないでください。
声を出す機会がないなら、声を出す機会を作りましょう。
手軽に取り組める方法としては、次の3つがおすすめです。
気軽に電話ができる人はいませんか。
家族・友人・恋人など、親しい間柄であれば、気軽に電話できるでしょう。
たわいない会話であっても、声を出す機会としては十分です。
SNSやメールなど、文字だけのやりとりもいいですが、たまには電話をして声を出して話す機会を作りましょう。
電話でも十分ですが、都合がつけば、直接会って話す機会を作ってください。
近場のカフェやレストランで食事をする機会を作ればいいでしょう。
「おいしいね」と言うだけでも発声になります。
おいしい食事を楽しみながらおしゃべりを楽しめば、たっぷり声を出す機会になります。
気が済むまでおしゃべりを楽しむことで、ストレス解消にもつながります。
手軽でおすすめなのは「音読」です。
声に出しながら読めば、文章の理解力もアップして、内容が頭に入りやすくなります。
読むスピードは遅くなりますが、声を出す機会になります。
ぼそぼそ音読するのではなく、大きな声でしっかり口を動かしながら、はきはき音読をしていきましょう。
資格試験に向けた勉強をしているのであれば、教科書やノートを音読するといいでしょう。
目・口・耳の3つの器官を使うことになるため、記憶力が高まり、効率的な勉強を実現できます。
その気になれば、声を出す機会はいくらでも作れます。
声を出す機会は、自然に任せるのではなく、積極的に作ってください。
声を出すことは、元気を出すことにもつながります。
たっぷり声を出し、喉仏を震わせてください。
声を出せば出すほど、心にエンジンがかかります。
声を出す機会を作って、たっぷり発声した後は、テンションも上がっているのです。