雑談の取っ掛かりの話題といえば「天気」が定番ですね。
「おはようございます。今日はいいお天気ですね。温かくて気持ちいいですね」
「今日は雨ですね。午後にはやんで晴れるみたいです」
「急に寒くなりましたね。天気予報では、午後に雪が降るかもしれないみたいですよ」
もちろんいいのです。
まったく問題ありません。
天気はすべてに人に関係していることなので共通の話題になります。
雑談の取っ掛かりは天気の話題が持ってこいです。
天気の話題は、年齢・性別・国籍に関係ないので、相手が誰であろうと気軽に話せます。
誰かの気分を害したり反感を買ったりする心配もありません。
相手が誰であっても話が合うので、雑談の取っ掛かりは天気の話題が習慣になっている人も多いのではないでしょうか。
もちろん天気の話題から入るのもいいですが、ちょっとここで自分の話し方を振り返ってみたい。
雑談の取っ掛かりといえば、天気の話題ばかりになっていないでしょうか。
天気の話題ばかりではワンパターンです。
「雑談はまず天気の話題から始める」という会話パターンが固定化されていることがあります。
天気の話題から入るのもいいですが、たまにはちょっと違った話題にチャレンジしてみましょう。
相手の髪型が変わっているなら「今日はいつもと違った髪型ですね」と話し掛けることができるでしょう。
おしゃれな服装をしているなら「今日は特別おしゃれですね。お出かけですか」という一言が言えるでしょう。
前回会ったときお世話になったら「先日はありがとうございました。おかげさまで助かりました」というセリフがぴったりでしょう。
雑談の取っ掛かりは、天気以外にもたくさんあります。
相手の様子を観察したり、過去のやりとりを思い出したりすれば、何らかの話題が見つかるはずです。
たまには天気以外の話題で話してみましょう。
いつもと違った話題で話してみると、新しい変化が生まれて面白くなります。
結果として「豊かなコミュニケーション」につながるのです。