ペットとの約束も意識してください。
約束は「人」に対してするものと思われがちですが「ペット」に対するものもあります。
自宅で犬や猫を飼っている人もいるでしょう。
ペットとの共同生活は、人生に彩りをもたらしてくれます。
ペットとの約束をきちんと守っていますか。
「動物は言葉を理解できないのだから約束しても仕方ない」と思っているなら、誤解です。
共同生活を送るなか、飼い主とペットとの間には「暗黙の約束」が成立しています。
たとえば「餌の時間」「散歩の時間」「遊びの時間」「消灯の時間」です。
どれも知らず知らずうちに成立しているのが特徴です。
ペットは賢い生き物です。
日々の習慣から、生活に約束があることを理解します。
あなたの愛するペットは、きちんと約束を守ってくれることを飼い主に期待します。
「食事はいつもこの時間だよね」
「散歩はいつもこの時間だよね」
「だいたいこの時間は、遊んでくれるよね」
「だいたいこの時間は、電気を消してくれるよね」
ペットは言葉を理解できなくても、日々の生活パターンを通して約束を理解します。
約束を忘れていると、ペットは「まだかなあ、遅いなあ」と不安でいっぱいになるでしょう。
約束を破ってばかりいると「うちの飼い主は信用できない」と思われてしまい、ペットからの信頼を損ねてしまいます。
人との約束を守るように、ペットとの約束も守ってください。
餌の時間はきちんと守りましょう。
散歩の時間もきちんと守りましょう。
遊びの時間も消灯の時間も、きちんと守るようにしたい。
時には残業で帰りが遅くなることもあるでしょう。
うっかり約束を破ることがあれば「遅くなってごめんなさい」と謝ることが大事です。
毎日きちんと約束を守っていれば「ご主人さまはきちんと約束を守ってくれる人だ」と認識します。
ペットとの約束を守っていくことで、ペットからの信頼が得られます。
きちんと約束を守るご主人さまであれば、ペットは誇らしい気持ちとなり、今後の共同生活にも明るい期待を寄せるでしょう。
そして、ますますペットから愛される飼い主になれるのです。