あなたの周りにいる犬の飼い主を見てみましょう。
ペットではなく、ペットを飼っている人です。
ペットを飼っている人には、なぜか感情が豊かな人が多いと思いませんか。
優しくておおらかで、感情の表現が豊かです。
感情を表現するのが上手で、人間味にあふれる人が多い気がします。
ペットを飼っていると、ときどきほかの飼い主さんと出会ったり話したりしますが、皆さん、いい人です。
優しくて暖かみがあり、ほがらかな雰囲気が漂っています。
もちろんすべての人がそうだとは限りませんが、そうした傾向は顕著だと感じます。
顕著なので、ある日「なぜだろうか」と考えたことがあり、思い当たるふしを見つけました。
犬とのコミュニケーションが影響しています。
犬は言葉が話せない代わりに、喜怒哀楽を通して、人間に訴えてきます。
しっぽを振って嬉しさや楽しさを表現します。
大声で吠えて不安、恐怖、警戒心を表現します。
クンクンと泣いて、悲しみを表現します。
それも、人間よりストレートに感情を表現します。
そんなストレートに感情表現で訴えてくる犬を見ているうちに、つい飼い主もつられて感情的に返事をしようとします。
優しいときもあれば、怒りを表現したり、悲しさを表現したりします。
しつけによって厳しさを表現することもあるでしょう。
感情を込めて犬と接しているうちに、感情表現がうまくなります。
犬を手本にすると、人も豊かな感情表現を学べるようになります。
犬は、言葉は理解できませんが、表現する感情なら理解できます。
感情が豊かになった結果、人間関係でも上手に気持ちを伝えられるようになります。
犬と接しているうちに、自然と感情表現がうまくなります。
そうした理由があり、ペットを飼っている人は、感情豊かな人が多いです。
飼っている犬の好影響を、知らず知らずのうちに受けています。
ペットを飼っている人で冷たい人はいないのです。