ペットが部屋を走り回って散らかしたり、いたずらをしたりすることがあります。
おしっこをもらしたり、部屋のかどを噛んだりなどです。
ペットがいたずらをするのは、飼い主へのメッセージです。
「かまってほしい」
「寂しいよ」
「ほったらかしにしないで」
飼い主を振り向かせるためにわざとする行動です。
ペットも人間と同じです。
振り向いてかまってもらいたいから、逆にいたずらへの行動に出ます。
動物は「かまってほしい」という言葉を話すことができないので、かまってもらうための行動に出ています。
いたずらをするペットを見たとき、ペットを叱るのではありません。
かまってあげます。
「寂しかったんだね。ごめんね」と言って、抱っこしてあげたり、頭をなでてあげたりします。
すると、自然とおとなしくなるはずです。
「飼い主として、きちんとペットの相手をしてあげられているかどうか」です。
いま一度、自分を振り返ってみましょう。
最近、ペットとのスキンシップが少なくなっていませんか。
うっかり餌をやり忘れることが多くなっていませんか。
顔を合わせる回数が少なくなっていませんか。
寂しい気持ちを感じるのは、どんな動物でも同じなのです。