ペットを飼い始めるやいなや、真っ先に犯してしまいがちな間違いがあります。
それは「人間の都合で餌を与えてしまう」ということです。
自分はチョコレートが大好物だから、ペットもおいしく感じるに違いないと思って、同じものを与えてしまう。
コーラがおいしいから、水の代わりにコーラを与える。
自分たちがおいしく感じ、当たり前に口にしているものだから、ペットも同じように喜ぶに違いないと勘違いしてしまいます。
特に飼い主が若くて知識が浅いと、そうした勘違いをしてしまいやすい。
私も同じ過ちを犯してしまい、これまで飼ってきたペットには迷惑をかけてしまったことがあります。
体つきも違いますから、食べるものも違います。
何を好んで食べるのか。
どんなものを嫌うのか。
ペットを飼い始めれば、まず餌について勉強しましょう。
まず必ず押さえておきたいことが、2つあります。
ペットの種類によって、食べられるものにかなり違いがあります。
肉食動物と草食動物では「肉」と「草」とで、口にするものに大きな差がありますね。
犬には犬の好き嫌いがあり、猫にも猫の好き嫌いがあります。
カメにも、ウサギにも、インコにも、それぞれが口にするものが違います。
食べられるものを与え、与えてはいけないものを知る必要があります。
それから、試しにいろいろ与えてみるというのもよくありません。
たまたま食べられる物ならいいですが、食べた後に調子が悪くなったり、虫歯の原因になったりすることがあります。
だからこそ、ペットを飼い始めたら、まず餌について真っ先に調査です。
育て方も重要ですが、食べるものがまず最優先なのです。