犬は素早く動くものに反応して、追いかけようとする本能があります。
子どもたちがサッカーボールで遊んでいると、そのボールを追いかけ、飛びかかろうとします。
「そうか。犬もサッカーを一緒にしたいのだな」
散歩をしていると、ほかにも散歩をしている方々と数多くすれ違うことになるでしょう。
犬同士ですから仲良くするのかなと思っていると、どうでしょうか。
ある犬とは仲良くするのに、ある犬には吠えるというところを目にすると思います。
犬をしつける際にしてはいけないことは、暴力で教えようとすることです。
平手で殴ったり、足で蹴ったり、棒で強く叩いたりなどの行為をしてはいけません。
痛みで言うことを聞かせようとするのは、最もレベルの低い教え方です。
「大切な犬だから、奮発して立派なハウスを買い与えてやろう」
犬を愛する気持ちから、大きな犬小屋を買い与えてあげることがあります。
しかし、奮発して大きなハウスを買ってあげたのに、嫌がって全然使ってくれないときがあります。
犬は24時間のうち、12時間から15時間ほど、睡眠を取っています。
夜は寝ますが、昼間も暇があれば、睡眠を取っています。
しかし、その睡眠の質は、人間とは大きく異なります。
散歩の途中、犬がきれいな花を見つけるやいなや近づいて、花を眺めている光景を目にすることがあります。
「おや。犬も花の美しさに感動しているのか!」
一瞬そう思いますが、残念ながら違います。
すでに犬を飼っていて、ちょっとした縁があり、もう1匹新しく子犬を飼うときがあります。
1匹では物足りない事情の人もいれば、友人から「もらってほしい」という事情で譲り受けることもあるでしょう。
そんなとき飼い主が心配するのは、新しく入ってきた犬が先住犬とうまくやっていけるかどうかです。
犬をしつける際に、厳しい表情で叱ることがあります。
「こら!」
「椅子の脚をかじっちゃダメでしょ」
「ただいま!」
飼い主が家に帰ってくるやいなや「待っていました」とばかりに、大はしゃぎし、飼い主に飛びついてくることがあります。
家で待ってくれている存在がいるというのは本当にありがたいことです。
私は、犬と猫の両方を飼ったことがあります。
犬と猫の違いは数多くありますが、その1つに水の飲み方がありました。
「喉が渇いたでしょ。水をお飲み」
散歩をしていると、ときどき犬にかわいらしい洋服を着せた犬に出会うことがあります。
ペットショップに行けば、犬用の洋服を取り揃えているお店も多く見られるようになりました。
インターネットで探せば、サイズ・柄・色などさまざま犬用の服を見つけることができるはずです。
親子間の教育で発生しがちな問題があります。
「かわいいわが子には、きちんとした人になってもらいたい」
そういう思いが強いゆえに、教育が厳しくなり、いつも怒ってばかりの親になってしまうことです。
「せっかくハウスを買ってあげたのに、全然入ってくれようとしない」
こういう悩みを持つ飼い主は多いのではないでしょうか。
いわば、ハウスは犬のための部屋です。
犬には「食べられるものは食べておこう」という本能があります。
散歩の途中、道端に落ちているものは手当たり次第に食べられるものかどうかチェックしています。
「おなかが減ったなあ。何かおいしいものは落ちていないかな」
一緒に散歩をしていると、道端にある草を食べようとするときがあります。
犬が草を食べている姿を見ていると、なんとなく野菜を食べている様子にも見えます。
現在のところ、なぜ草を食べようとするのかは、はっきりした理由はわかっていないようです。
基本的に、犬は出された食事はすぐ食べきってしまう本能があります。
「誰かに取られてはいけない。少しでも早く食べなければ」という野性的な本能があり、勢いよく食べます。
しかし、こうした本能があっても、人との生活が長くなれば、性格が変わってしまう場合があります。
まれなケースですが、飼っている犬が逃げてしまうことがあります。
その逃げ方に、不安を感じることがあります。
不意に迷子になるような逃げ方ではありません。
ふと油断した隙に、リードが手から離れ、犬が逃げてしまうことがあります。
気をつけているつもりでも、やはり気持ちが緩んで、手からリードが離れることもあるでしょう。
いつもリードがつながれているので、自由に動けるようになった反動で、犬はとても興奮します。
犬の食べ方は豪快です。
吸引器のように、次から次へと胃に流し込んでいきます。
ステーキを与えようものなら、ぺろりと一口で食べてしまうでしょう。
動物には、肉食と草食の2種類で大別されます。
犬の場合は「肉食」です。
ドッグフードも、主成分は肉ですね。
犬と一緒に散歩をしていると、電柱のところで立ち止まって、おしっこをする行為が目につきます。
おしっこの量は、ほんのわずか。
しかし、回数は多くて、電柱の前を通るたびに立ち止まって、おしっこをします。
犬が寝るときの基本姿勢は、座りながら寝る姿勢です。
わかりやすく言えば、エジプトのスフィンクス像のような格好です。
座りながら、目をつぶって寝ている姿を見たことがあるでしょう。
人間は、大人になるにつれて、落ち着きを醸し出します。
なぜ子どもはやんちゃなのか。
なぜ大人は落ち着いている人が多いのか。
赤ちゃんを産んだ後の親犬を見たことがある飼い主ならわかると思いますが、いつもと違う異変に気づくはずです。
出産後の親犬は、神経が高ぶります。
近づこうとすると、いつも以上に驚いて反応し、警戒します。
犬は、結構何でも食べる動物です。
私は、猫・カメ・ウサギ・モルモット・インコ・ニワトリなど飼ったことがありますが、動物にはそれぞれ好き嫌いがあります。
しかし、犬の場合、与えてはいけない食べ物にさえ気をつければ、好き嫌いをせずに、何でも食べてしまいます。
犬を飼うときには、飼う場所で大きく2種類あります。
「屋外で飼う場合」と「室内で飼う場合」です。
あなたはどちらのタイプですか。
犬の呼吸は、口で激しい様子が特徴です。
そばにいても呼吸の音が聞こえるくらい、激しく口で呼吸をしています。
この激しい呼吸は「体温調節」の意味を果たしています。
「クンクン」
犬と一緒に散歩をしていると、道端のあらゆるところのにおいを嗅ぎながら歩く姿勢が特徴です。
そのかぎかたたるや、もうすごい迫力があります。
あなたは動物病院を選ぶときに、何を基準に選んでいますか。
コンビニに行くような気分で「近場」を基準に動物病院を選んでいませんか。
たしかに近くにある動物病院のほうが、行く手間もかからず便利です。
人間が泣くときは、どんなときですか。
「悲しいとき」
たしかに悲しいときに泣くのが一般的ですが、必ずしも悲しいときだけとは限りません。