執筆者:水口貴博

人から愛される30の言葉の習慣

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いきなり用件から言い始めない。

いきなり用件から言い始めない。 | 人から愛される30の言葉の習慣

「資料作成を手伝ってください!」

いきなり友人が、用件をあなたに言います。

いきなり「資料作成を手伝ってください!」と強い口調で言われると、少し構えます。

何だか困っているという雰囲気は理解できますが、いきなり用件から言い始めるのはとげがあります。

「なんだよ。いきなり。どういう意味があるんだ」

いきなりの命令ですから、誰でもためらいます。

人によっては、むっとする人や不快と感じる人もいるでしょう。

本人の頭の中では、次のようになっています。

  1. 資料作成が期日までに間に合いそうにない
  1. とても困っている
  1. だから資料作成を手伝ってほしい

プロセス1と2を飛ばして、プロセス3をいきなり口にしてしまっています。

焦っているときには、ついそうなります。

そういうときによい表現があります。

「困っているんです」と言えばいい。

「困っているんです」と言われれば、困っている状態がストレートに相手に伝わります。

相手は「助けが必要な状態なのだな」と状況を予感でき「どうしたんですか」と聞き返してくることでしょう。

「資料作成が間に合いそうにない。困っている。だから手伝ってほしい」というスムーズな話をすすめることができます。

そういうスムーズな話ができれば「それはたしかに大変だ。助けてあげよう」という気持ちが湧き起こります。

スムーズに会話が進みます。

ポイントは、素直に自分の気持ちを表現することです。

悲しいときには「悲しいんです」から始め、怒っているときには「怒っています」から始めます。

その人の喜怒哀楽が理解できることで、どのような話が展開されるのか、聞く姿勢を整えることができるのです。

人から愛される言葉の習慣(4)
  • 自分の気持ちを素直に伝えてから、用件を言い始める。
言いにくい謝罪の言葉こそ、最初に言う。

人から愛される30の言葉の習慣

  1. 言葉を正す前に、両親との関係を正すほうが先決。
  2. 素直に「ありがとうございます」という感謝の言葉を伝える。
  3. うまく言えないときには「うまく言えない」でいい。
  4. いきなり用件から言い始めない。
  5. 言いにくい謝罪の言葉こそ、最初に言う。
  6. 最初から具体的な返事をする必要はない。
    抽象的でもいいから、すぐ返事をする。
  7. 平凡であろうと、最近あった話は何でも面白い。
  8. 相手が好きなキーワードを発見しよう。
  9. 「手伝いましょうか」ではなく「手伝わせてください」。
  10. 「変ですね」というのは、褒め言葉。
  11. 「私も同じ経験があるよ」と言えば、友人は心から救われる。
  12. 「こら!」というのは愛の言葉。
  13. 「嬉しそうだね」と言われると、本当に嬉しくなる。
  14. 一度も失敗したことがない人より、何度も失敗したことがある人のほうが魅力的。
  15. 「これでいいです」より「これがいいです」。
  16. もったいぶった話し方は感じが悪い。
    話したところで、がっかりされるのがオチ。
  17. 余裕がないときほど、乱暴になりがちな言葉遣いに注意する。
  18. いつの間にか、自分にしかわからない話をしていませんか。
  19. 世間知らずから抜け出す方法は「謙虚」である。
  20. 人生において「無理」という言葉は禁句。
  21. 考え方が対立しそうになれば「たしかにそうですね」と言う。
  22. 期待が外れても「期待外れ」を楽しめばいい。
  23. 誘いに断っても「誘ってくれてありがとう」というお礼を忘れない。
  24. 元気がないときは、元気が出るまで何度でもやり直す。
  25. 無言でスタートするより、声を出してスタートするほうが、勢いが出る。
  26. 最初から完璧にできる人はいない。
    最初は必ず間違えるもの。
  27. 「用意、どん」は、用意ができしだい、スタートする。
  28. 「出会えてよかった」という言葉ほど、嬉しい言葉はない。
  29. 明るい未来の話は、どんな薬より効き目がある。
  30. よい嘘なら、神様も許してくれる。

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