執筆者:水口貴博

人から愛される30の言葉の習慣

15

「これでいいです」より「これがいいです」。

「これでいいです」より「これがいいです」。 | 人から愛される30の言葉の習慣

レストランでコーヒーを注文するときに「これでいいです」と注文するお客さんがいます。

私は聞いていてもどかしい気持ちになります。

「これでいいです」は「本当は別のものがいいけど、いいメニューがないから、コーヒーで勘弁してやる」という意味です。

注文される側としては、かなり気持ちがへこみます。

お客さんが不満足であることが、はっきり感じられるからです。

何か我慢をしながら希望をしているという息苦しさがあるので、サービスを提供する側も、堂々とサービスを提供できません。

そもそも、仕方なくコーヒーを注文していますから、出したコーヒーも嫌がりながら飲むのだろうと直感します。

「これでいいです」と注文されると「コーヒーを持ってきました。こんなのでいいですか」と濁った返事をしてしまいそうになります。

「これでいいです」という口癖があるなら、今日から卒業です。

これからは「これがいいです」とはっきり言い切ることです。

自分のためにも、相手のためにもなります。

「これがいいです」と言い切ることで、自分の希望を明確にできます。

そう言い切ってしまえば、心の区切りがつきます。

注文して出てきたコーヒーもおいしく味わえることでしょう。

また、相手にとっても「これがいいです」という注文はストレートでわかりやすい。

お客さんが希望しているということがわかるからです。

希望しているコーヒーを出せば、満足していただけるだろうと思います。

サービスを喜んで提供したくなります。

たとえ不満があったとしても、それを相手に伝えるのはよくありません。

「これでいいです」と「これがいいです」は、響きはそっくりですが意味はまったく異なります。

「これがいいです」と言えるようになることです。

必ずあなたのためになります。

人から愛される言葉の習慣(15)
  • 「これがいいです」と言えるようになる。
もったいぶった話し方は感じが悪い。
話したところで、がっかりされるのがオチ。

人から愛される30の言葉の習慣

  1. 言葉を正す前に、両親との関係を正すほうが先決。
  2. 素直に「ありがとうございます」という感謝の言葉を伝える。
  3. うまく言えないときには「うまく言えない」でいい。
  4. いきなり用件から言い始めない。
  5. 言いにくい謝罪の言葉こそ、最初に言う。
  6. 最初から具体的な返事をする必要はない。
    抽象的でもいいから、すぐ返事をする。
  7. 平凡であろうと、最近あった話は何でも面白い。
  8. 相手が好きなキーワードを発見しよう。
  9. 「手伝いましょうか」ではなく「手伝わせてください」。
  10. 「変ですね」というのは、褒め言葉。
  11. 「私も同じ経験があるよ」と言えば、友人は心から救われる。
  12. 「こら!」というのは愛の言葉。
  13. 「嬉しそうだね」と言われると、本当に嬉しくなる。
  14. 一度も失敗したことがない人より、何度も失敗したことがある人のほうが魅力的。
  15. 「これでいいです」より「これがいいです」。
  16. もったいぶった話し方は感じが悪い。
    話したところで、がっかりされるのがオチ。
  17. 余裕がないときほど、乱暴になりがちな言葉遣いに注意する。
  18. いつの間にか、自分にしかわからない話をしていませんか。
  19. 世間知らずから抜け出す方法は「謙虚」である。
  20. 人生において「無理」という言葉は禁句。
  21. 考え方が対立しそうになれば「たしかにそうですね」と言う。
  22. 期待が外れても「期待外れ」を楽しめばいい。
  23. 誘いに断っても「誘ってくれてありがとう」というお礼を忘れない。
  24. 元気がないときは、元気が出るまで何度でもやり直す。
  25. 無言でスタートするより、声を出してスタートするほうが、勢いが出る。
  26. 最初から完璧にできる人はいない。
    最初は必ず間違えるもの。
  27. 「用意、どん」は、用意ができしだい、スタートする。
  28. 「出会えてよかった」という言葉ほど、嬉しい言葉はない。
  29. 明るい未来の話は、どんな薬より効き目がある。
  30. よい嘘なら、神様も許してくれる。

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