先日、朝の仕事中のことです。
職場の先輩から「今日は何だか嬉しそうだね」と話しかけられました。
私は驚きました。
嬉しいどころか、実は元気のないタイミングだったからです。
むしろ大きな仕事を抱えているときであり、私は険しい表情をしていたはずです。
先輩は嘘で言ったのかもしれません。
もしくは「大変だけど今日も頑張ろう」と意気込んで一瞬見せた私の表情が、嬉しそうに見えたのかもしれません。
いずれにせよ「嬉しそうだね」と言われると、本当に嬉しくなってきました。
明るい言葉をかけてもらえると、なぜか元気が出てきます。
「表情が暗いね」「元気ないね」と言われると「他人からは元気がないように見える」と思い、余計に落ち込みます。
そう思うと、余計にそうなります。
しかし「嬉しそうだね」と言われると「他人から嬉しそうに見えているのだな」と思い、本当に嬉しくなります。
嘘で言った言葉ですら、力があるから言葉は大事です。
あなたが誰かに話しかけるときに「嬉しそうだね」と話しかけてください。
ちょっとした一言でも、相手を元気づける力は十分ある。
嘘でもOKです。
嘘で暗い言葉をかけるのはよくありませんが、明るい言葉をかけるならOKです。
その言葉がきっかけで、元気がなかった心に火がつくかもしれません。