あなたには嫌いな人がいますか。
嫌いな人がいれば、悪口を言いたくなる場面があるかもしれません。
嫌いな人をののしって、笑いのネタにする。
相手のいないところで、こそこそ陰口を言う。
たとえ嫌いな人でなくても、気に入らないところがあれば、悪く言いたくなるかもしれません。
中には悪口がストレス発散になっている人もいるかもしれません。
しかし、ここは重大な注意ポイントです。
悪口は、どんな内容であっても好ましくありません。
悪口は、人として最も下品な行為の1つ。
言葉も、使い方によっては、立派な凶器になります。
相手に直接悪口を言えば、相手は腹を立て、トラブルに発展する可能性があります。
陰口もNGです。
相手のいない場所なら、悪口を言ってもばれないと思うかもしれませんが、意外と相手の耳に届きます。
悪い話ほど伝わるのが早く、意外なルートから相手の耳に届きます。
また、悪口を言えば、あなたの印象も悪くなります。
ネガティブなことを言うと、本人の性格の悪さが感じられ、嫌な気持ちになります。
たとえ笑いのネタだとしても、聞かされている相手は、心の奥で不安になっているはずです。
表向きは笑っていても「いつか自分も悪く言われるのではないか」と不安になって、落ち着かないのです。
悪口を言えば言うほど、どんどん本人の印象が悪くなります。
悪口を言っていると、いずれ悪口を言われる側になってしまうでしょう。
悪口を言う人に優しい人はいません。
悪口を言っているかぎり、一生優しい人にはなれません。
優しい人になりたいなら、悪口を言わないのが必須条件です。
言いたくなるまではいいですが、実際に言うのはNGです。
言いたくなっても、喉のところで止めておくのが得策です。
どんなに嫌いな人がいたとしても、悪口は我慢しましょう。
どうしても悪口を言いたくなって仕方ないなら、紙に書く方法がおすすめです。
思いきり紙に書いた後、シュレッダーで処分すれば、誰にも迷惑がかからず鬱憤を吐き出せます。