素直な人になりたいなら、できるだけ本音で話す癖をつけましょう。
本音を隠していると、なかなか自分らしく生きられません。
建前ばかりでは、表面的な浅い会話ばかりになってしまい、なかなか人間関係を深められません。
素直な人には、本音で話す習慣があります。
素直に思ったことを、そのまま話す。
素直に感じたことを、ありのまま伝える。
嘘偽りのない本心で話をするから、相手と心の距離を近づけられます。
コミュニケーションが充実して、どんどん人間関係が深まる。
素直な自分を表現するためにも、できるだけ建前はなくしつつ、本音で話す癖をつけることが大切です。
では、本音なら何でも自由かというと、それは違うのです。
本音とはいえ、悪口や誹謗中傷はマナー違反です。
本人のいないところで、こそこそ言う悪口は失礼です。
人をあざけって笑いものにするのは、悪趣味でしかありません。
会話を盛り上げるつもりだとしても、ネタとしては下品かつ低俗です。
もちろん不作法な行為であり、褒められることでもありません。
たとえ相手が笑っていたとしても、楽しんでいるとはかぎりません。
表向きは笑っていても、実際は雰囲気に合わせて、仕方なく笑っているだけかもしれません。
悪口や誹謗中傷を言っていると、人間関係にも悪影響が出てきます。
相手は「いつか自分も陰で悪口を言われるのではないか」と不安になり、あなたと接しにくく感じます。
悪口も誹謗中傷も、自分の価値と品格を落とすだけ。
自分はストレスを発散できて気持ちいいかもしれませんが、人間関係にひずみを生むのは確実です。
悪口や誹謗中傷を言っていると、今度は自分が悪口や誹謗中傷を言われる側になるでしょう。
本心の言葉であっても、言っていいことと悪いことがあります。
本音を言うのはいいですが、悪口や誹謗中傷は禁句にしておきましょう。