職場には、小さな雑務が数多くあります。
ごみ出し、コピー取り、ファイリング、資料集め、資料配り、書類のチェック、スキャン処理、シュレッダー処理。
時にはちょっとしたお使いを頼まれることもあるでしょう。
職場には意外と小さな雑務がたくさん存在して、あなたに依頼されることもあるでしょう。
上司から小さな雑務を指示されたときの態度が大切です。
嫌々引き受けていませんか。
「出世競争に忙しく、雑用なんてしていられない」という態度はよくありません。
引き受ければいいというものではなく、そこに「嫌々感」が出ているのがNGです。
「どうしてこんな雑務を私がやらないといけないの?」という気持ちがあると、自然と表に出ます。
消極的な態度は見てすぐわかり、上司は眉をひそめるでしょう。
小さな雑務をきちんとできない人に、大きな仕事は任せられません。
小さな雑務を嫌々した様子で対応していると、出世は厳しくなります。
小さな雑務ほど、にこにこ気持ちよく引き受けましょう。
「はい!」と元気な声で引き受けると、依頼する上司も気持ちがよくなります。
もちろん気持ちよく引き受けるだけでなく、きちんと責任を持って対応することも大切です。
小さな雑務であっても仕事は仕事です。
自分に与えられた仕事だと思って、きちんと責任を持って対応しましょう。
コピー取りであれば、漏れたり欠けたりする箇所がないよう、正確にコピーします。
ファイリングであれば、わかりやすくラベリングをして、きちんと書類をそろえて、きれいに仕上げます。
資料配りであれば、きちんと束ねて、しっかりホチキスで留め、1枚の漏れもないように準備します。
書類のチェックなら、1つの間違いも見逃さないようしっかり対応します。
小さな雑務を丁寧にこなしましょう。
小さな雑務では差がつかないように思えますが誤解です。
小さな雑務でも、丁寧に仕上げると、質・見た目・使い心地の差となって現れます。
仕事の完成度があなたのサインとなり、小さな雑務であっても仕事力をアピールできます。
完成度が高くなれば、第三者が見たとき「この仕事をしたのは○○さんだね」とわかるようになるでしょう。
小さな雑務でも真面目かつ丁寧に対応する姿は存在感が出て、必ず評価が上がります。
「この人ならもっと大きな仕事もできるに違いない。もっと高いポジションのほうがふさわしい」と上司から期待されます。
小さな雑務を完璧にこなすと、出世の足がかりとなるのです。