あなたは出世をしたいですか。
「出世はしたくない。今のままでいい」
「出世をしてもストレスが増えるだけ」
「出世をしたところで、給料以上の仕事や責任が発生する」
もしそう思っているなら、ちょっと勘違いをしているようです。
おそらくそれは、出世をしたことがない人の妄言・妄想でしょう。
世間では出世を否定する声を聞くことがありますが、誤解です。
断言します。
やはり出世はいいものです。
出世は、否定するものではなく、肯定するものです。
世間では出世を嫌がる声があります。
出世をすると、責任が増えたり労働時間が長くなったりストレスが増えたりすることが多い。
部下の教育が必要になるなど、面倒な仕事や煩わしい仕事も増えるでしょう。
出世をすると大変になるのは事実ですが、ここに誤解があります。
大変なことも増えますが、それ以上に楽しいことや面白いことが増えます。
出世をすると、権限が与えられます。
権限の範囲で仕事の取捨選択が許される状態になります。
これは大きなメリットです。
仕事を選べるようになることで、やりたい仕事・得意な仕事・より本質的な仕事に集中できるようになります。
責任のある仕事を任されるようになりますが、それだけやりがいのある仕事ができるということです。
一方、嫌な仕事・苦手な仕事は、部下に任せることができます。
つまらない雑用からも解放されます。
権限が得られると、自由と選択の幅が広がって、何かと融通が利きます。
以前より自由の幅・選択の幅が広がって、仕事のコントロールがしやすくなります。
都合のいい話ですが、それを許されるのが出世のメリットです。
責任のある大きな仕事を任されるようになり、ますます仕事が楽しくなるでしょう。
大変なことも増えますが、それだけ喜びとやりがいが増え、仕事が面白くなってきます。
仕事は大変になりますが、精神的には以前より充実したものになるはずです。
場合によっては、以前よりストレスが減って、楽になることも珍しくありません。
部下ができて教える機会が増えますが、実はここにもメリットがあります。
教えられる立場より、教える立場のほうが、学ぶことが多いもの。
教える立場になることで視点が変わり、さらなる成長が期待できます。
もちろん出世をすると、収入面での待遇も期待できます。
収入が増えると、買いたいものを買えるようになって夢が広がります。
忘れがちなのは「キャリア形成」です。
出世はキャリアになります。
転職の際、リーダーや責任者を務めた実績があれば、アピールポイントとして有利に働くのは間違いありません。
あなたの身近に出世を果たした人がいるでしょう。
実際に出世を果たした人を思い出してください。
「出世して大変だよ」と言いつつも「降格をしたい」とは言わないはずです。
「仕事が大変だよ」と言いつつも、誇らしげな表情をしているでしょう。
実際に出世をしたら、なんだかんだで満足しているはずです。
つまり、それだけ出世はいいものだということです。
出世が嫌だと言いつつ、実際に出世をしてみると、そこに素晴らしい世界が広がっていることに気づきます。
出世はいいものであると、先人たちが証明しています。
仕事が本当に楽しくなるのは、出世をしてからです。
出世ができたということは「上司から仕事ができる人として認められた」「会社から将来を期待されている」ということです。
実に光栄なことです。
大変な立場ではありますが、評価されるのは嬉しいことです。
親に出世を報告できれば、笑顔で喜んでくれるでしょう。
「わが子が会社から認められた。立派になったものだ」と誇らしい気持ちになるはずです。
出世を否定してはいけません。
「出世したくない」「出世なんて興味がない」なんて言わないことです。
「私は仕事のできない人間です」と言っているのと同じです。
出世を否定するセリフは、出世ができない人の言い訳です。
社会人となるからには出世を目指してください。
「出世したいですか」と聞かれたら「はい、もちろん出世したいです!」と即答しましょう。
社会人として働くからには、堂々と出世を目指しましょう。