プロとは何か。
その分野に熟達し、高いスキルを有している人のことをいいます。
いわば、専門家です。
仕事をしている人にとってプロは憧れの存在です。
プロという響きにも憧れがあり、プロを目指して励んでいる人も多いはずです。
「プロになりたい」という人がいます。
プロはスキルが高く、スピード感もあります。
常に仕事の完成度が高く、細部まで丁寧に仕事ができます。
しっかりスキルを身につけ経験を積んでいけば、いつかプロの域に達するでしょう。
もちろんプロを目指すのはいいのですが、ここでよくありがちなケースがあります。
「プロになって終わり」というケースが多いのです。
プロになることを目標とするのはいいのですが、ここで終わっては意味がありません。
多くの人がプロを目指しているからこそ、プロになった途端「夢が叶った」と誤解して、緩みが生じがちです。
プロになってもお金が稼げないと悩む人がいます。
それは、プロになって満足しているからです。
プロになることを目標としていたからです。
プロになっても、ぼうっとしているだけでは仕事の結果はゼロです。
お金も稼げなくて当然です。
大切なのは「プロになること」ではありません。
「プロになって活躍すること」です。
プロになってからが本当のスタートラインであり、活躍することが欠かせません。
せっかくプロになっても、そのスキルや経験を生かさなければ宝の持ち腐れです。
どんなに切れる包丁も使わないと意味がないように、どれだけスキルの高いプロも活躍しなければ意味がありません。
免許や国家資格を取って満足してはいけません。
免許や国家資格をきちんと生かして活躍することが大切です。
プロになったら「どうすれば自分を生かせるか」という発想に切り替えることです。
磨いたスキルを、世のため人のために生かすことです。
プロになることがゴールではありません。
プロになってから本当のスタートラインです。
しっかり活躍して、プロとしての使命を果たすこと。
もしあなたがプロであれば、自分に問いかけてみてください。
「プロになって満足していないか。きちんと活躍しているか」と。
プロになって満足するのではなく、プロになって活躍することが大切です。
プロとして活躍する人が、本当のプロです。