完璧な準備は必要ありません。
そもそも完璧な準備は非現実的と考えてください。
完璧な準備を考え始めると、あらゆる事態を想定しなければいけなくなります。
考えなければいけないことが膨大になるため大変です。
低い可能性であっても、無視できません。
それぞれの細かな状況に応じた準備が必要になるため、必要な時間・お金・労力がどんどん膨らみ、準備の負担が大きくなります。
完璧な準備を目指すと、果てしない道のりとなり、いつまでたっても行動できないのです。
行動力をつけるにはどうするか。
「完璧な準備」を心がけるのではありません。
「7割の準備」を心がけましょう。
7割の準備であれば、すぐできます。
もちろん命や健康が関わるものであれば別ですが、大抵のことは7割の準備でカバーできます。
計画全体を見渡して、可能性の大きいものだけピックアップして、それに対応した準備で十分と考えます。
7割の準備ができればゴーサインを出して、さっさと動き出せばいいのです。
7割の準備でよしとすれば、終わりのない準備は避けられます。
残りの3割は、行動しながら準備していくようにしましょう。
実際に動き始めれば、思いもよらない事態が出てきます。
実際に行動を始めたほうが、具体的な準備が見えてくるようになります。
「そのときはそのとき」という臨機応変な対応で間に合うことも少なくありません。
仕事は、スピードが大切です。
もたもたしていると、できることもできなくなり、得られるチャンスも得られなくなります。
「7割の準備でよし」と考え、少しでも早い行動を心がけましょう。